“茶色い汚水”が出てきた…。汗を吸い続けたベッドの「敷パッド」の“正しい洗濯術”

掃除・暮らし

2026.05.21

洗濯研究家の平島 利恵です。ベッドや布団に敷く「敷パッド」を洗っていますか? 「大きいから洗うのが面倒」「乾きにくいし……」。そう思って、なかなか洗えていない方も多いのではないでしょうか。先日、スタッフの友人が使っているという敷パッドをつけ置き洗いしたところ……驚きの汚れが出てきました。

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つけ置きしたら、“汚水”が出てきた

敷パッドの汚水

茶色く濁った水……。これが、毎日使っている敷パッドに蓄積していた汚れです。ちなみに持ち主はタバコを吸う方だったので、ニオイもかなり染み込んでいました。

なぜ敷パッドはこんなに汚れる?

寝ている間にコップ一杯の汗をかく

人は寝ている間に、コップ1杯以上の汗をかくといわれています。
その汗を毎晩吸い続けているのが、敷パッド。つまり、敷パッドはシーツと並んで、汚れやニオイが蓄積しやすいアイテムなんです。
蓄積した汗や皮脂は、時間とともに酸化して、黄ばみやニオイの原因になります。

洗濯機で洗うだけでは落ちない理由

市販の液体洗剤は中性のものが多く、皮脂汚れを落とすには洗浄力が少し足りない場合があります。特に、蓄積した汚れまでは落とし切ることができません。

夏は粉末洗剤を持っておくのがオススメ

汗をかきやすいこれからの季節は、皮脂や汗汚れをしっかり落とせる、粉洗剤を用意しておくのがおすすめです。嫌なニオイや黄ばみを減らすこともできますよ。

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汚れを落とすなら「つけ置き洗い」

蓄積汚れにはつけ置き洗いがおすすめ

繊維の奥に染み込んだ汚れを落とすなら、アルカリ性の粉末洗剤が効果的。さらにお湯を使ってつけ置きすることで、繊維の奥から汚れが溶け出してきます。
方法は、40℃のお湯に粉末洗剤をよく溶かして、1〜2時間おきます。その後、洗濯機で洗えばOKです。敷パッドは大きいので、浴槽や洗濯槽を使ってつけ置きするのもおすすめです。

実際に敷パッドを洗ってみたら……

今回洗った敷パッドの場合、目に見えるほど茶色く変色し、タバコのニオイもかなり染み込んでいました。
そのため、一度のつけ置きだけでは落としきれず、実は4回も「つけ置き→洗濯」のサイクルを繰り返しました。
蓄積した汚れやニオイは、それくらい落とすのが難しいんです。

敷きパッドビフォーアフター

4回洗った後は、かなりきれいになりました。ニオイもスッキリしましたよ。

だからこそ「こまめに洗う」が大切

こまめに洗うことが大切

汚れは、蓄積すればするほど、落ちにくくなります。だからこそ汚れが染み付いてしまう前に、こまめに洗うことが一番大切です。
ただ、敷パッドは大きくて乾きにくいため、洗うタイミングを逃しがちですよね。ですが、これから迎える夏は、特に汗をかいて汚れやすい季節であるとともに、気温が上がって敷パッドがカラッと乾きやすい“洗いどき”でもあるんです。
目安として、1〜2週間に1回は洗いましょう。清潔な寝具で、暑い夏でも快適な睡眠時間を確保してください。

▼動画でつけ置きの様子を見る

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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