身近なものでできる【災害への備え3選】S字フックや100均グッズが役立つ。

掃除・暮らし

2026.07.31

地震や台風など、いつ起こるかわからない災害。「備えが大切」とわかっていても、何から手をつければよいのか迷ってしまいますよね。 防災対策は、特別な道具を一度にそろえることだけではありません。家にあるものを活用したり、外出時に持ち歩くものを少し見直したりすることも、大切な備えのひとつです。 今回は、食器棚の対策や非常時の食事、外出先での備えなど、知っておくと安心な「災害時に役立つ知恵」を3つご紹介します。

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知恵1.S字フックで食器棚の扉が開くのを防ぐ

地震の揺れで食器棚の扉が開き、中の食器が飛び出してしまう……。そんな危険を想像したことはありませんか? 専用の器具を用意するまでの補助的な対策として、両開き扉の取っ手にS字フックを掛ける方法があります。

食器棚の扉にS字フックをかける

左右の取っ手に、S字フックを横向きにして掛けます。取っ手の太さや間隔に合い、簡単には外れないサイズを選ぶことがポイントです。

金属製のフックを使うと、取っ手に傷がつく場合があります。気になるときは、フックが触れる部分を布やテープなどで保護しておきましょう。

食器棚の扉にS字フックをかける

フックが左右の扉をつなぐことで、揺れた際に扉が開くのを抑える補助になります。工事をせずに取りつけられ、食器を出すときはすぐに外せる手軽さもあります。

ただし、強い揺れでも確実に扉を固定できる方法ではありません。食器棚そのものの転倒防止や、ガラスの飛散防止対策もあわせて行うことが大切です。

※S字フックは、あくまで補助的な対策です。地震への恒久的な備えとして、耐震ラッチや扉開放防止器具の設置を検討してください。取っ手の形やフックのサイズによっては使用できません。扉を開ける際に外し忘れないよう注意しましょう。

知恵2.お湯がないときは水でカップ麺を戻す

非常食としてカップ麺を備えていても、停電やガスの停止でお湯を沸かせなければ、「食べられないのでは?」と思ってしまいますよね。

じつは緊急時には、清潔な飲料水を使って時間をかけて麺を戻す方法もあります。

カップヌードルに水を注ぐ様子

カップの内側にある線まで、常温の飲料水を注ぎます。あとはフタを閉じ、麺が水を吸ってやわらかくなるまで待ちましょう。

今回試した商品では、3分や15分の時点ではまだ麺に硬さが残っていましたが、30分ほど置くと食べやすいやわらかさになりました。

水を注いで30分後のカップヌードル

温かいカップ麺とは違い、冷たい麺とスープになりますが、お湯を用意できない状況でも食べられる可能性があります。

必要な時間は、麺の太さや種類、水温によって異なります。家庭で備蓄している商品を平常時に一度試し、食べやすくなるまでの時間や味を確認しておくと、いざというときに慌てずに済みそうです。

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知恵3.100円ショップのグッズで防災ボトルを作る

防災グッズを準備しようと思っても、「何を入れればいいの?」「大きなリュックを毎日持ち歩くのは難しい」と迷うことがありますよね。

そんなときは、外出先での被災に備え、必要最小限のアイテムをまとめた「防災ボトル」から始めてみましょう。

中フタを外せて、口が広いドリンクボトルを用意します。

ダイソーの商品で防災ボトルは準備できる

反射バンドやブザーつきライト、圧縮タオル、簡易ブランケット、携帯トイレ、ポリ袋、ウェットティッシュ、保存性のあるお菓子などを、入る範囲で詰めていきましょう。

緊急連絡先を書いたメモや、少額の現金、常用薬など、自分に欠かせないものを加えておくことも大切です。

メリットたくさんの防災ボトル

ボトルの中にまとめることで、バッグの中で細かな防災用品が散らばりにくくなります。職場や学校、普段使うバッグなどに入れておけば、外出先で災害に遭ったときの心強い備えになりますよ。

ただし、防災ボトルだけですべての避難生活をまかなえるわけではありません。自宅には飲料水や食料、簡易トイレなどを備蓄し、非常持ち出し袋も別に準備しておきましょう。

※必要なものは、家族構成や年齢、持病、季節によって異なります。常用薬や食品、電池には使用期限があるため、定期的に中身を確認して交換してください。ボトルに入らない飲料水やモバイルバッテリーなども、必要に応じて別に持ち歩きましょう。

今日からひとつずつ小さな備えを

コンパクトにまとまってるから持ち運びしやすい

食器棚の扉対策や、お湯がないときの食事方法、外出先で役立つ防災ボトルなど、身近なものから始められる備えは意外とたくさんあります。

でも、今回ご紹介した方法だけですべての災害に備えられるわけではありません。家具の固定や飲料水・食料の備蓄、避難場所の確認など、基本的な対策と組み合わせることが大切です。

一度に完璧を目指さなくても、できることからひとつずつ。まずは次の休日に、家の中やいつものバッグを見直してみてはいかがでしょうか。

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