スーパーでは常温で売られているのはなぜ?
「スーパーでは常温なのに、家では冷蔵」というのは、なんだか不思議ですよね。じつは、このように保存方法が違うのにはちゃんと理由があります。
厚生労働省は、殻つきの卵については、販売・流通する過程での冷蔵保存を義務付けていないんです。制度上冷蔵する必要がないことから、常温のまま販売する方法が主流になっています。
結露を防ぐため
卵を冷蔵で販売しないのは、衛生面での理由が大きいです。卵の殻には「気孔」という小さな穴がたくさんあり、温度差によって結露ができると、水分が気孔を通して卵内部に入り込みやすくなります。水分の中には雑菌が入っている可能性があり、そのまま放置すれば菌が繁殖しやすくなるおそれがあるんです。
たしかに、冷蔵庫から出したての卵って、表面が結露で濡れますからね……。卵が常温で販売されているのは、結露を防ぐためだったとは、まったく知らなかった!
自宅では「冷蔵保存」がマスト
スーパーでは常温で販売していますが、自宅に持ち帰ってからは話が別です。家庭では、温度を一定に保てる冷蔵庫で保存するのが基本です。生食なら、「10℃以下」を目安に。私は週5で食べるくらい卵かけごはんが大好きなので、卵は絶対に冷蔵庫へ入れます!
ちなみに、ドアポケットでの保存はあまりおすすめしません。開け閉めするたびに温度が変わりやすく、振動で卵の品質が劣化するおそれもあります。冷蔵庫のスペースに余裕がある場合は、吹き出し口付近を避けて、冷蔵庫の棚に置きましょう。
安全でおいしく食べるための保存方法は要確認
毎日のように卵を使う家庭も多いでしょうが、「スーパーで常温だったから」と、家でもそのまま置いておくのは避けたほうがよさそうです。覚えておきたいのは、持ち帰ったら冷蔵庫へ入れること。そして、生で食べるなら賞味期限の確認もしっかりと行いましょう。
卵を安全においしくいただくためにも、保存方法はきちんと守りたいものですね。



