汗や皮脂汚れごっそり。「ワイシャツの襟」の“黄ばみ”をこすらず白に戻す【プロのつけ置き術】

掃除・暮らし

2026.08.09

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。一般的にノーネクタイやノージャケットが奨励されている「クールビズ」の夏は、清潔感やきちんと感を出すため「襟付きシャツ」を着用している人も多いでしょう。ただそのシャツ、毎日洗っていても気づけば襟だけ黄ばんでいませんか?

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毎日洗っても、なぜ黄ばむ?

襟の黄ばみの正体は、汗と皮脂が混ざった汚れです。この汚れは、水と洗剤を使って洗濯機で洗うだけでは、なかなか落としにくい性質を持ちます。

汗や皮脂はついたときには、透明で目に見えませんが、毎日少しずつ洗い残した汚れが繊維に蓄積します。これが空気に触れて酸化すると、あの黄ばみに変わるんです。

しかも首まわりは、体の中でも皮脂の分泌が多い場所ですので、汚れが目立ちやすいです。

ゴシゴシこすると、生地が傷む

ゴシゴシ洗いはNG

黄ばみを見つけると、ブラシや石けんでゴシゴシしたくなりますよね。でも、毎日こすり洗いするのは大変ですし、力を入れすぎると襟部分の生地が傷む原因にもなります。

実は、こすらなくても落とせる方法があるんです。

「40℃のお湯+粉末洗剤」でつけ置き

洗剤は、水よりもお湯のほうが溶けやすく、洗浄力もアップします。また、汗や皮脂の汚れは酸性。アルカリ性の粉末洗剤で中和することで、効果的に落とせます。

手順

  1. 40℃くらいのお湯をため、粉末洗剤をよく溶かす
  2. 襟からしっかり沈めて、30分〜2時間つけ置き
  3. あとはいつも通り洗濯機で洗うだけ

もみ洗いは不要です。ガンコな黄ばみには、つけ置き前に中性洗剤を襟に直接塗ってなじませると、さらに効果的ですよ。

実際につけ置き洗いをすると、汚れがこんなにきれいに落とせました。

Yシャツの襟もと汚れビフォーアフター

一方で、つけ置きが終わった後のお湯にはこんなに蓄積汚れが……!

つけ置き洗いの手順

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夏の襟黄ばみを防ぐには

黄ばみを蓄積させないためには、汗をかいたらなるべくその日のうちに洗うのがポイント。その際、首元には中性洗剤を塗布しておくのがおすすめです。

首元に洗剤を塗布

それでも忙しい日は、週末にまとめてつけ置きリセットすればOKです。

毎日がんばらなくても、週1回の習慣で襟の白さは変わりますよ。今週末、ご家族のシャツを1枚だけでもつけ置きしてみませんか?

▼動画でワイシャツの黄ばみの落とし方を見る

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

洗濯研究家

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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