揺れがおさまった後に確認したいこと

寝ているときに大きな揺れを感じたことはありませんか? 私も寝ているときに大きな揺れを経験し、ふと気になったのが「もし家具が倒れてきていたら?」「この部屋から安全に逃げられるかな?」ということでした。
それまで防災について考えることはあっても、家の中を細かく見直すところまではできていなかった私。実際に地震を経験したことで、普段は何気なく過ごしている家の中にも、見直しておきたいところが意外とたくさんあることに気づきました。
今回は、私自身が地震を経験して、改めて見直したわが家の防災についてご紹介します。大がかりな準備をしなくても、普段の暮らしの中でできることから、少しずつ始めてみませんか?
1.寝室の避難経路をチェック

地震はいつ起こるかわかりません。寝ている間に大きな揺れが起きると、すぐに身を守る行動をとるのが難しい場合もあります。以前、私自身も寝ているときに大きな揺れを経験し、寝ている子どもをどう守ろうか、と考えたことがあります。そのとき改めて気になったのが、寝室の環境でした。
地震の際に安全に避難できるよう、ベッドの周りや出入口など、避難の妨げになる場所にはできるだけ物を置かないようにしています。毎日過ごしていると気づきにくいものですが、部屋や廊下の足元に荷物が置かれて通りにくい場所はないか、一度確認しておくことが大切だと感じています。
2. 家具の「上」を見直す

家具の上に置いているものも、地震の際には落下する可能性があります。そこで、家具の上を改めてチェック。背の高い家具や棚の上に置いているものなど、倒れたり落下したりしそうなものがないかを確認しました。
もちろん家具そのものの転倒を防ぐためには、壁へのL型金具による固定や、突っ張り棒を使った固定などが有効です。その上で、「家具が倒れないようにする」だけではなく「家具の上に落下すると危険なものを置かない」という視点も、身近な防災対策のひとつだと思います。
3. 普段の買い物で「ローリングストック」を

災害時の食料も、普段の生活の中で少しずつ備えるようにしています。わが家では、水や缶詰、レトルト食品、乾麺などを少し多めに購入。政府の目安では、水は1人1日3リットル、食料は最低3日分、できれば1週間分の備蓄が勧められているため(※)、わが家でもこの目安を参考にしながら少しずつ揃えています。特別な非常食として保管するのではなく、普段の食事でも使いながら、減った分を買い足すようにしています。

ポイントは、賞味期限の近いものから使っていくこと。使った分を買い足すことで、食品を無駄にしにくく、ストックも無理なく保てるようになりました。「災害のために特別なものを用意する」のではなく、「いつもの買い物を少し工夫する」。これなら無理なく続けられそうだと感じています。
※参考:首相官邸・政府広報オンライン「災害に備えた家庭備蓄のポイント」
https://www.gov-online.go.jp/useful/202407/video-286084.html
確認してみよう
地震は、いつ起こるかわからないからこそ、普段からできることを少しずつ進めておくことが大切だと感じています。実際に揺れを経験してみると、「ここに物があったら危ないかも」「避難するときに通れるかな?」など、それまで気づかなかったことが見えてくることもあります。
「防災しなくちゃ」と気負いすぎず、まずは家の中を見渡して、気になるところをひとつ見直すことから。家族を守るためにも、身近なところから少しずつ防災の見直しを続けていきたいと思います。

