成城石井と業務スーパーのピザクラストを食べ比べてみた
さっそくですが、成城石井と業務スーパーのピザクラストの「質の違い」に注目したいので、今回は作り方は統一しました。
両方ともピザの作り方は同じ 基本のレシピ
<材料>
・ピザクラスト……1枚
・ベーコン……適量
・ケチャップ……大さじ2
・オリーブオイル……大さじ1
・溶けるチーズ……適量
・にんにく……2かけ
- ピザクラストは自然解凍で用意します(成城石井は冷蔵品なのでそのまま)。解凍しおわったら、オリーブオイルをたらしケチャップをまんべんなく広げます。短冊切りしたベーコンをちらし、溶けるチーズをトッピング。最後にスライスしたにんにくをかけて仕込みは終わりです。
- オーブンを180度に予熱してから10分ほど焼きました。これで完成!
それでは、両方のピザを比べてみましょう。
成城石井の「ナポリ風ピザクラスト」
見た目 ★★★★☆
味 ★★★★★
コスパ ★☆☆☆☆
調理の簡単さ ★★★★★
保存性 ★★☆☆☆
成城石井のピザクラストは、冷蔵品です。2枚で1パックとして販売されています。お値段は税込341円ですから業務スーパーと比べたら、コスパは悪いですね。しかし、冷蔵品ですから自然解凍の手間がないです。「急に来客が来ることに!」といった際も素早く用意できるでしょう。「あえて冷蔵で販売」しているところに成城石井のこだわりがありそうです。
食味は素晴らしく外の皮はパリッと、中はもちもち。こちらは業務スーパーより優っていると言ってもよく、近頃流行しているキャンプに持っていっても、冷蔵品のためその場ですぐに焼き上げることができ便利です。また見た目も「ピザの耳に石窯で焼いたかのような焦げ目」がついているのがポイント。耳もきちんと土手のように高いので、ソースが溢れる心配がありません。
総合的なポイントとしては、味や見た目は業務スーパーより値が高いだけあります。お呼ばれした際や、ちょっと特別感を出したい日にはベストな品でしょう。
さらにパリッと感を求める人は、成城石井の「ミラノ風ピザクラスト」もおすすめです。ミラノ風はそもそも業務スーパーにラインナップがないので「デリバリーピザで頼む際は“クリスピー派”」という方には、特におすすめです。
業務スーパーの「ナポリ風ピザクラスト」
見た目 ★★☆☆☆
味 ★★★☆☆
コスパ ★★★★★
調理の簡単さ ★★☆☆☆
保存性 ★★★★★
続いて業務スーパーのピザクラスト。こちらは、冷凍品です。1パックに5枚も入って値段も税込343円と圧倒的な安さ。値段は成城石井と大差がないですが、パックあたりに入っている生地の量に違いがあります。
食べ盛りの子どもがいる「とにかく質より量」というご家庭には向いています。食味としても、オーブンレンジで焼けばそこまで水っぽくはありません。しかし、ピザ生地とホイルの部分はどうしても「気持ちのいいくらいパリッと」というわけにはいかないのが難点。
また見た目も全体的には白く、どちらかというとパンっぽい食感です。パリッとさせたい場合は、さらに焼く必要があります。自然解凍をし、さらに焼く時間が長くかかることを考えると成城石井のピザクラストのように「急な来客に対応」というわけにはいかないでしょう。
ところが、圧倒的な安さは強い味方です。多くのピザの味を楽しみたいときは非常に重宝します。また、もともと冷凍食品ですから、余ったピザ生地をそのまま冷凍庫に残すことにもためらいがありません。
総合的なポイントとしては、成城石井と比べれば見た目や味こそ劣ってしまうところはありますが「家で手軽にピザを食べたい」というときに、いつでも作ることができる冷凍品であること、大容量でコスパが良いことは高評価に結びつくでしょう。
各ご家庭のこだわりによって選べば問題なし!
感じ方には、個人差がありますので、あくまで参考程度にしていただければと思いますが、家族のスタイルや食事へのこだわりによって選べば、双方とも楽しい食事を演出してくれるのは間違いありません。ひとえに「ピザクラスト」と言っても、多くの種類が各メーカーから販売されています。コロナ禍の今だからこそ、食べ比べをして「おうち評論家い」をしても楽しいかもしれませんね。
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