3兄弟?3姉妹?
秋ごろからチョコレートの新商品がどんどん登場しています。加えて、味のマイナーチェンジやパッケージデザインの変更もされるので「おっ!そうきたのね。」と半年ぶりのチョコレート売場での安否確認はなかなか楽しいものです。
まずはRummyから……
中でもこの季節にしか出ないLOTTEの大人気チョコレートRummyは、昨シーズンに食べやすく、持ち歩きやすい個包装にモデルチェンジ。少し厚みも出て食べ応え抜群に!「朝ごはんを食べる時間がない!」というときのエネルギーチャージにも良さそうです。あ、でもマイカー通勤の方はNGですよ。アルコール分が3.7%入もっているので注意が必要です。このアルコール度は、BacchusやApple Brandyよりも高く、文字通り「大人の味」です。
上がRummyで下がApple Brandyです。よく見ると、今まで気づかなかったのですが、Rummyはミルクチョコだったんですね。おそらくラムレーズンのピリッ!チリッ!が、カカオ度の高いチョコレートの苦みや酸味とバッティングしてしまうからなのかも……と、素人チョコレート愛好家は考えました。
さすがは私と同い年のRummy!ベテランならではの味の深みに加えて、たゆみない進歩も相まって、期待を裏切らない安定感を誇っています。
朝のエネルギーチャージだけでなく、撮りためたドラマを真夜中にひとりで見るときにも、Rummyが1番です!
そしてBacchus!
Bacchusは粒チョコレート。小ぶりのミルクチョコレートから、コニャックがブレンドされたブランデーシロップがドッ!広がります。これは贅沢です、とても高そうなお酒です。で、コニャックってなに?……コニャックとはフランスの地名で、そこで作られたブランデーのこと、らしいです。じゃあブランデーって?……ブランデーとは、果実酒からつくった蒸留酒の総称で、白ブドウのワインを蒸留して5 - 8年の間熟成させたもので、25年以上熟成させたものもあるようです。
で、蒸留って?……キリがないので、もう止めますが、どんな味かと言うと世間に出回っているウィスキーボンボンを、もっと上品にして、チョコレートがお酒の味に負けないバランスになっています。この粒のサイズとミルクチョコレートのねっとり感の割合に科学を感じます。試作を繰り返した箇所があるとすれば、チョコとブランデーのバランスではないかしら?と、推測します。実は今、この原稿を書きながら1粒1粒楽しんでいるのがこのBacchus。トレイに粒が並んでいるので「何か作業をしながら」食べやすいのが魅力です。
そして、トリはApple Brandy
断面を見ると、Rummyのレーズン率に負けず劣らず、Apple Brandyのりんご率もかなり高いのがわかります。上がAppleBrandy、下がRummyです。角切りりんごのシャクシャクとした歯触りが楽しく、お酒の風味も他の2つよりもおだやかなため、洋酒チョコレートというよりも、「洋酒風味のりんごチョコレート」と言った方が伝わりやすい気がします。
家族やお友だちに「1つどうぞ」と差し入れすると、気前よく詰め込まれたりんごに誰もが笑顔になるでしょう!
もうすぐバレンタイン!でもその前に……
窮屈で不安な生活が続くコロナ禍にも、やっぱりときめきの?!バレンタインデーはやってきます。街がハートとピンクの洪水に見舞われる、その前に!元気とご機嫌の満タンチャージができる「ワタシチョコ」を、いつもお買い物に行くスーパーの棚で見つけておいてくださいね。もう2年も抱え続けている小さなストレスを、小さなひとかけ、ほんの1粒が、全力であなたを癒してくれますよ!