忘れがちな「水道の蛇口裏汚れ」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
水道の蛇口は下向きになっているため通常気づきにくい部分ですが、下からのぞいてみると意外と汚れがびっしり。その汚れに驚くことがあります…。みなさんのご家庭の蛇口裏はどうですか?
蛇口裏の水の出る部分を吐水口というのですが、ここには黒カビや水アカ、ぬるぬるしたピンク汚れがつきやすい場所です。
口に含むこともあるため、清潔にしておきたいですよね。
今回は、吐水口をつけ置きして簡単に汚れを落とす掃除方法をご紹介します。
簡単にできる「つけ置き掃除術」
お掃除で使う洗剤は「クエン酸」です。クエン酸には水アカ汚れを落とす効果があります。
スーパーやドラッグストア、ホームセンターや100均など身近な場所で販売されていますよ。
今回掃除した蛇口は「洗面台の蛇口」です。蛇口の先が自由に伸ばせるタイプでの”つけ置き法”となります。キッチンシンクの蛇口で伸ばせるタイプであれば同じ方法で掃除が可能です。
手順1 クエン酸水を作る
40度くらいのお湯1リットルに、クエン酸大さじ2分の1杯を溶かします。
手順2 つけ置きする
蛇口の先をクエン酸水の中に入れ、1時間ほどつけ置きをします。
クエン酸水につけることで、水垢汚れをゆるめるためです。
手順3 ブラシでこすって洗い流す
汚れがゆるんだところで、ブラシでこすります。吐水口は細かい構造のため、歯ブラシなどでこすると汚れがよく取れますよ。
こすった後は、水でしっかり洗い流します。
水アカやぬめり汚れも取れて、すっきりキレイになりました。
“クエン酸水つけ置き法”は「シャワーヘッド」の掃除にもおすすめ
クエン酸水へつける方法で、お風呂のシャワーヘッドも同じやり方で掃除ができます。
クエン酸水へつけ置きし、汚れをゆるめた後にブラシでこするだけです。
シャワーヘッドは水アカがつきやすい場所。汚れがたまるとお湯の出が悪くなったり、散水穴が詰まって水の流れが乱れたりします。
定期的に掃除しておけば汚れを防止できますよ。
普段見過ごしがちな水道の蛇口。ぜひご家庭の吐水口をチェックしてみてくださいね。