衣をつけて油で揚げなくていい。豚肉の旨みしみこむ“とんかつ風ポークソテー”レシピ

料理・グルメ

 豚肉の旨みしみこむ“とんかつ風ポークソテー”レシピ

2022.09.08

少し暑さが和らいでくると、こっくりとした洋食が食べたくなりませんか。ぜひ試していただきたいのが、これ。フライパンだけで10分でできあがるのに、豚肉の旨みをしみこませたさっくりパン粉が極上のおいしさ! 手軽に作れるとんかつなのですが、とんかつよりもごちそう感が楽しめます。

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さくさくパン粉のポークソテーの作り方(調理時間10分)

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材料

(2人分)
豚ロース……とんかつ用肉 2枚
塩、こしょう……適量
れんこん……100g
パン粉……1カップ弱 
パセリ……適量
油……大さじ1

作り方

1 豚肉に切り目を入れる。表面に塩、こしょうをふる。
  ※ 脂の内側の筋のところに切り目を入れると焼いてもクルンと縮みません。 

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2  豚肉を脂身から焼く。
   ※ 脂身をまず立てて焼くと、脂まで香ばしく仕上がります。
    
  脂が焼けるよい香りがしてきたら、肉を倒して両面を色よく焼く。肉の厚さにもよるが、片面2分ずつくらい焼く。

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3  肉が焼けたらとりだし、そのままのフライパンで輪切りにしたれんこんを焼く。
   ※ 肉の脂やこびりつきが残っていますが、それも旨みの元になるのでそのまま野菜を焼きましょう。

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※ れんこんのほか、いんげん、じゃがいもなど、好みの野菜でどうぞ。

4  れんこんを取り出し、みじん切りにしたにんにくを入れて香りを出してから、パン粉を入れて油を吸わせるようにしながら炒める。

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5 器に肉とれんこんを盛り、上から炒めたパン粉をたっぷりとかける。あればパセリのみじん切りもふる。

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ベビーリーフやレタスを添えて、できあがり!
 

10分でワインにぴったりのごちそうが完成!

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帰宅してまず焼き始めれば、ものの10分でできあがります。
とんかつよりもずっとかんたんで、しかも映える一品。
ささっと作ってワインでも開けちゃいましょう。

肉汁と脂を吸ったサクサクのパン粉はうまみたっぷり。
うちの高校生の息子は残ったパン粉をごはんにかけて食べたくらい!
カリッと焼いたれんこんとの相性も抜群なのです。

かりかりパン粉は、パスタのトッピングにも

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豚ロースとんかつ用肉のほか、鶏もも肉、ブリや鮭などの魚でもおいしい。

このかりかりパン粉の技は覚えておくと、いろんなところで使えます。オリーブオイルやにんにくと一緒に炒めてかりかりにしたパン粉を焼き野菜の上にかけたり、サラダのトッピングにしても。イタリアでは、ペペロンチーノのようなシンプルなパスタに、炒めたかりかりパン粉をかける料理もあるそうです。

袋入りのパン粉を使いきれない……という悩みも聞きますが、かりかりパン粉があれば大丈夫! 次にパン粉が余ったら、ぜひ試してみてくださいね。

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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