「納豆」そのまま食べるのはもったいない!納豆に加えてほしい“腸がととのう食材”とは

料理・グルメ

2022.12.12

納豆菌は他の発酵食品に含まれている菌よりも強い!? どうせ食べるなら、より効果的に食べたいですよね。根強いファンが多い納豆。私もそのひとりです。

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教えてくれたのは…発酵食品マイスターの坂下莉咲さん

スキンケア指導士養成講師として美容講座や個人カウンセリングも人気。
Instagram( @risa_sakashita )では美容と健康のための栄養、インナーケア、スキンケアについて発信中!

納豆ときな粉の韓国風アレンジ

加えたい食材、それは「きな粉」と「塩麹」。まずはレシピをご紹介! その後に“腸にどのような良い影響があるのか”をご紹介します。

納豆

材料(1人分) 調理時間 5分

  • 納豆・・・・・・1パック
  • きな粉・・・・・・小さじ2/3
  • 塩麹・・・・・・小さじ2/3
  • 海苔・・・・・・適量
  • ごま油・・・・・・適量

作り方

1. 納豆を混ぜる。
納豆

2. きな粉、塩麹、海苔、ごま油を加えて混ぜる。

納豆

3. 最後に少し海苔を振りかけてできあがり。

納豆

どうして納豆を食べるの?

発酵食品などで取り入れた菌は通常、腸内に留まることができず排出されてしまいます。しかし納豆菌は1週間ほど滞在するともいわれているので、腸内を健康的に保ちたい人に人気なのです。

酒蔵でお酒造りに関わっている方は、納豆菌が日本酒の発酵に影響を与えてしまうことから、酒造り期間中、納豆を食べるのを控えているのだとか…。納豆菌のパワー恐るべしですね。

血糖値が気になる方へおすすめな「きな粉」

きな粉

きな粉は食物繊維が豊富です。食物繊維が多い食品は食事のはじめに食べることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンホルモンが多量に放出されます。そうなると、肌の老化や身体の負担に繋がってしまいかねません。血糖値を急激に上げないような食事法も美容と健康のために大切です。

「塩麹」でまろやかな味付け

納豆と塩麹のダブルの発酵食品で美味しさが溢れます。さらに、納豆菌や麹菌は腸内で、増えすぎると人にとって悪さを働く悪玉菌を減らしてくれたり、人にとって良い働きをしてくれる善玉菌として働いてくれます。腸内環境が気になる方はぜひダブルで取り入れてみてください。

免疫細胞の約7割が腸に

腸

人間は身体を一定に保つために、外から入ってきた菌やウイルスと戦う免疫細胞をもっています。その免疫細胞の約7割が腸内にいるとされているので、腸内環境を整えることが健康的な身体作りに繋がることは言うまでもありませんね。

未来の健康を考えた食卓に

納豆もきな粉も大豆が元になっているので、意外な組み合わせかと思われがちですが実は相性が良いのです。海苔とごま油の風味、きな粉のコクがプラスされることで、未来の身体も喜ぶ一品になります。

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