キャベツの「裏」は見てなかった…!知らないと損する。ひときわ甘くておいしい“キャベツの選び方”

料理・グルメ

2023.01.31

こんにちは、スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。シャキシャキした食感で、この時季、糖度が増して味が良くなってくるキャベツ。そんなキャベツの中でも、せっかくなら鮮度がよく、ひときわ甘くておいしいものを選びたいですよね。 そこで今回は鮮度が良くおいしいキャベツの選び方を紹介していきます。この記事を最後まで読んでキャベツをたくさん食べていただけると嬉しいです!

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鮮度が良くおいしいキャベツの選び方を紹介

キャベツを選ぶ際のチェックポイントを6つ紹介します。

  • 外葉がついている
  • 外葉にハリとツヤがある
  • 鮮やかな緑色
  • 芯がみずみずしく黒ずんでいない
  • ずっしりと重たい
  • 裏側の5本の筋が均等

※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。

鮮度のいいキャベツを選ぶときは、まずは外葉がついているかどうかチェックしましょう。キャベツは外葉から傷み始めます。お店は外葉が変色してきたキャベツの外葉をはがしてしまいます。外葉がついていないものが全て傷み始めているというわけでもないですが、一つの指標にしましょう。
キャベツ

外葉がついている場合は、外葉の状態を確認しましょう。外葉が全体的に青々しく、ハリやツヤがあるものは鮮度の良い状態です。外葉が変色していたり、シワシワしているものは避けましょう。

次に、芯の状態をチェックしましょう。芯の切り口をみることで収穫からどのくらい時間が経っているかわかります。芯の切り口が、白くみずみずしいキャベツは鮮度が良いですが、黒ずんでいるものは傷み始めているので避けるようにしましょう。 

糖度が高く甘いキャベツを選ぶときは、重さをチェックしましょう。ずっしりと重いキャベツは糖度が高い傾向にあるので、両手でキャベツを持ち比べて重さをチェックして選ぶようにすると良いですよ。

キャベツ

これは農家さんに教えてもらった話ですが、キャベツの裏の筋のスターマークは光合成を効率よく最大限するための形で、隣の葉が影にならないように常に斜め向かいから葉が生えています。キレイな形のスターマークは生育時にストレスがかかっていないからおいしいキャベツと言われているそうです。

キャベツ

少し話がそれますが、紫色に変色したキャベツは消費者の方に嫌われるので売れ残る傾向があります。どちらかというと紫色に変色したキャベツは積極的に選んで頂きたいです。キャベツは厳しい寒さにあたることでアントシアニンが出て、紫色に変色します。寒さに当たるとキャベツは自身の水分が凍らないように糖分を生成し、氷点を下げる防衛反応を起こします。ですので、紫色は甘みが強い証拠になるといえます。紫色のキャベツを見かけたら心の中でガッツポーズをしてカゴにいれてくださいね。

今が旬のキャベツをたくさん食べてください

キャベツはサラダや炒めもの、煮物など様々な調理方法があり便利ですよね。
キャベツは年中出回っているため、いつが旬の野菜なのかわかりにくいかもしれませんが、寒くなってくるこの時期は糖度が高く甘くなる傾向のある野菜になります。

この時季のキャベツは、お鍋や炒めものなど加熱すると甘みが増しとてもおいしいので、たくさん食べてくださいね。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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