「緑色っぽいじゃがいも」は要注意!“おいしい新じゃが”を選ぶ方法と毒素が増えてる危険なサインとは?

料理・グルメ

 「緑色っぽいじゃがいも」は要注意!“おいしい新じゃが”を選ぶ方法と毒素が増えてる危険なサインとは?

2023.03.09

こんにちは、スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。 じゃがいもは日常的に使う食材で常備しておきたいという方も多いのではないでしょうか。そんなじゃがいも。鮮度がよくおいしい個体の見分け方を知っていますか?私がお店で働いていると、この時期は「おいしくて鮮度がいい新じゃがいもの選び方を教えて」と主婦の方から聞かれることが多いんです。 毎回その場で答えているのですが、みんなが知りたい情報ならもっと多くの人に伝えたいと思ってました。 そこで今回は「鮮度が良くおいしい新じゃがいもの選び方」を紹介していきます。ぜひこの記事を最後まで読んで、今が旬の新じゃがいもをたくさん食べていただけると嬉しいです!

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おいしい新じゃがいもの選び方を紹介

鮮度が良くておいしい新じゃがいもを選ぶ際のチェックポイントを5つ紹介します。

  • 芽が出ていない
  • 緑色に変色していない
  • 皮にハリがありシワがない
  • しっかりと固さがある
  • 重量感がある

※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。
鮮度の良い新じゃがいもを見分けるときは、表面の色をチェックしましょう。
表面の色が黄色から薄茶色の新じゃがいもは鮮度が良いですが、緑色に変色をしているものは絶対に避けてください。じゃがいもの緑色の色素にはソラニンやチャコニンという天然の毒素が含まれています。

じゃがいも

緑化したじゃがいもは、お店で選ばないのはもちろん、家で保存しているじゃがいもが緑色に変色した場合も食べないようにしましょう。じゃがいもは光に当たり続けると緑化します。保存場所は冷暗所がおすすめです。
とくに新じゃがいもは緑化が早いので、お店でも緑色になっているものが置かれていることが多いんです。

また、表面がかたく、皮にハリがあり、しわがないものを選びましょう。じゃがいもは収穫から時間が経ち、水分が抜けると皮にしわがでてきます。より鮮度がいいものを選ぶなら表面の状態もチェックして選びましょう。

じゃがいも

新じゃがいもを選ぶときは、重さもチェックしましょう。重量感があるものは鮮度が良い状態です。大きさのわりに軽いものは、中に空洞ができていたり、水分が抜けている可能性があります。新じゃがいもを見分けるときは、重さのあるものを選びましょう。

じゃがいも

今が旬の新じゃがいもをたくさん食べてください

今回は「鮮度が良くおいしい新じゃがいもの選び方」を紹介しました。
私はいつも「鮮度の良い野菜を買ってほしい」と言い続けていますが、人によっては「フードロスの観点から、あえて傷みかけているものを買っている」ということを言われる方がいます。

スーパーの店員としてはありがたいと思う反面、やはり「定価で買うのであれば、鮮度がいいものを買っておいしく食べて頂きたい」と思っています。

理由は商品の鮮度を落としてしまったのはお店の落ち度なので、私達は適正な発注をして、売れ残りそうなときは、安くしたり、販売場所をもっと目立つ場所に変えたり、出す量を調整するなどして、毎日売り切るのが私達の仕事だと考えています。

とくにじゃがいもの場合は、鮮度が落ちると毒素が発生するので、必ず鮮度の良い状態のものを選んでください。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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