毎月の平均食費はいくら?
2022年の家計調査によると、総世帯の1ヶ月の平均食費は63,597円となっています。
食費は、家族構成や家族の人数によっても異なります。例えば、世帯人数(家族の人数)によって、以下の通りとなっています。ぜひみなさんのご家庭の食費と比較してみましょう。
当然ですが、家族の人数が増えれば食費も増えていきます。ただし、家族の人数が3人から4人へ、4人から5人に増えたとしても、1ヶ月の食費の増加額は8000円以下です。
一方、1人から2人に増えると、1ヶ月の食費は28,000円以上アップしています。2人以上の家庭では、人数が増えてもできるだけ食費を増やさないように心がけると、大きな食費節約につながるでしょう。
食費を減らすポイント4つ
では、さらに食費を減らすための具体的なポイントを4つご紹介します。
1.コンビニに行かない
「あれ、卵がない!」そんな時に、ついつい便利なコンビニを使ってしまう方もいるでしょう。また、仕事や外出帰りに、毎日フラッとコンビニに寄ってしまう方もいるかもしれません。
コンビニで売られているものは、スーパーに比べて割高です。できるだけ無駄な出費を減らすためには、コンビニではなくスーパーを使う方がお得。コンビニに寄るのが習慣化しているような場合は、本当に必要な買い物なのかじっくり考えるようにしましょう。
2.冷蔵庫の中を把握する
出費を減らすためには「無駄なものを買わない」のは鉄則です。冷蔵庫の中の野菜や冷凍している肉を把握し、無駄なものを買わないようにすると、食費を大幅に節約することができます。
買い物に行く前に、冷蔵庫の中身をチェックするようにしましょう。また、パスタや缶詰などの保存食も、「いつか使うから」と買いだめしていると、どこに置いておいたか分からなくなったり、使用期限が切れてしまう場合があります。保存食の在庫もチェックしておくようにしましょう。
3.スーパーに行く回数を減らす
スーパーに行くと、ついつい多めに買ってしまう人はいませんか。「お買い得!」「割引品!」などの文字につられて、安いのを理由に必要ない分まで購入してしまう人もいるかもしれません。
このような無駄使いを減らすには、スーパーに行く回数を減らすのが一番です。「お買い得買い」を防ぐために、2、3日分はまとめ買いするなどして、スーパーでの誘惑に負けないようにしましょう。
4.家族と一緒に買い物に行かない
子どもと一緒に買い物に行くと、お菓子やジュースをねだられることがありますね。また、普段スーパーに行かない夫が一緒に買い物に行くとおいしそうなお肉に惹かれて単価が高い商品を選んだり、「そういえばアレ欲しかったんだ」と言って買い物かごに商品を入れてくることがあるかもしれません。
買い物に慣れていない家族と一緒にスーパーに出掛けると、出費が増えることがあります。毎日料理を作り、食材を把握している人だけが、単独でお買い物に行く方が、節約につながるケースが多いでしょう。
まとめ
普段の行動を少し変えるだけで、大きな食費の節約につながる可能性があります。今回ご紹介した4つのポイントを参考にしながら、今すぐ実践できるものを試してみましょう。そして、物価高に負けないように、前向きに食費節約に励んでいきましょう。