実は油汚れがつきやすいリビングのエアコン

お掃除スペシャリスト（クリンネスト1級）のaidogです。

冬に間に使用していたエアコンは、空気中のホコリや花粉、排気ガスなどがフィルターにたまっています。特にリビングのエアコンはホコリやにおいを吸い込みやすく、キッチン横に続くため油汚れも多いところです。

そこで今回は「洗浄効果の高いオキシクリーンを使ってしつこいホコリや油汚れを落とす掃除法」をご紹介します。オキシクリーンは、酸素系漂白剤の一種で、汚れを分解するパワフルな効果があります。さらに、ニオイを取り除く消臭効果もありますよ。

オキシクリーンを使ったエアコン掃除

エアコンからフィルターを取り外し、掃除機などを使って大まかなホコリを取り除きます。

洗面台、もしくは大きめなバケツを用意し、オキシクリーンを溶かした溶液を作ります。40~60度のお湯4リットルにつきオキシクリーン付属スプーン1杯が使用目安です。

フィルターがつかる量まで、その配合でオキシクリーン溶液を作ります。

フィルターをつける前にオキシクリーン溶液にクロスを浸し、エアコン本体を拭くために何枚か絞って用意しておきます。

フィルターをつけて1時間ほど放置します。

つけ置きしている間に、エアコン本体の掃除をします。エアコンの電源は必ず抜いてから作業してくださいね。

ホコリ取りワイパーなどを使って、エアコン全体のホコリを取り除きます。

次にオキシクリーン溶液に浸したクロスを使って本体を拭きます。本体の外側や、エアコンの風が通るフィンを拭きます。内部の掃除については、誤って壊してしまったり不具合を引き起こしてしまう可能性があるため、専門家に任せることをおすすめします。

オキシクリーン溶液が残ると白い跡が残るため、最後に水拭きをして仕上げます。

つけ置きから1時間経過後、フィルターを取り出しよく洗い流します。その後、十分に乾かしておきましょう。

最後に、エアコンのフィルターを取り付けて、動作確認をして完了です。
この方法で、エアコンの汚れをスッキリと落とすことができます。ぜひ、春のメンテナンスとして取り入れてみてくださいね。

オキシクリーンを使った掃除法の注意点

オキシクリーンはエアコン掃除に使うことができますが、いくつか注意点があります。

フィルターの素材によっては、オキシクリーンが適していない場合があります。特に、金属製のフィルターにはオキシクリーンを使用しない方が良いでしょう。また、オキシクリーンは強力な洗剤のため、使用量や濃度にも注意が必要です。オキシクリーン取扱説明書に従って正しい量を使用し、充分にすすいでから乾かすようにしましょう。

これらの注意点に従って使用すれば、オキシクリーンの洗浄力を最大限に活かして掃除に役立てることができますよ。