春キャベツの選び方を紹介
おいしい春キャベツを選ぶときは、春キャベツの重さに注目しましょう。
一般的にキャベツは重いものを選んだ方が甘味が強いので、重いものを選びましょうと言われています。農家さんに聞いた話では、春キャベツも夏や冬のキャベツと同じように、ずっしりと重いものの方が糖度は高いようです。
一方で、春キャベツの長所は「みずみずしく柔らかいこと」です。
育ちすぎた春キャベツは持ち味である柔らかい食感が失われ、かたくなってしまうため、サラダとして食べる場合は大きさの割りに軽いものを選ぶことをおすすめしています。
煮込み料理や炒め物など、加熱調理をする際は、重いものを選ぶのもありですね。
加熱調理に使うとなると、スーパーで春キャベツの隣においてあるであろう通常のキャベツを選んだ方が良い気もします。
通常のキャベツは春キャベツのように水分量が多くないため加熱調理にむいています。
他にも鮮度の良い春キャベツを選ぶ際のポイントを紹介していきます。春キャベツを選ぶ際のチェックポイントを4つ紹介します。
- 外葉がついている
- ハリとツヤがある
- 全体的に鮮やかな緑色
- 芯の切り口がみずみずしい
※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。
鮮度の良い春キャベツを選ぶときは、最初に「外葉」に注目しましょう。
まずは外葉の有無を確認しましょう。
春キャベツは外葉から傷みが出始めます。なので、傷みがでた春キャベツは外葉を取り除いて販売するお店が多いんです。
鮮度の状態は関係なしに一括で外葉を取り除くお店もあるので、全てこの方法で判断はできませんが、外葉がはがされた春キャベツと、はがされていない春キャベツが一緒に売られている場合は、外葉がついている春キャベツを選ぶようにしましょう。
次に、春キャベツの「外葉の葉先の状態」に注目しましょう。
春キャベツの外葉は傷みやすく、萎れたり黄色く変色したりしていきます。外葉が葉先までハリ、ツヤがあり、全体的に淡い緑色をしているものを選ぶと良いですよ。
最後に春キャベツの「芯の切り口」に注目しましょう。
春キャベツに限った話ではありませんが、野菜は収穫時にヘタや茎を切り離されます。その切り口の状態をチェックすることで、収穫からどの程度時間が経っているか知ることができます。春キャベツの切り口は真っ白で黒ずんでいないものを選ぶと、より鮮度の良いものを選ぶことができるので覚えておきましょう。
今が旬の春キャベツをたくさん食べてください
今回は「鮮度が良くおいしい春キャベツの選び方」を紹介しました。
春キャベツは水分量が多いので、通常のキャベツよりも傷むのが早い傾向があります。なので、なるべく鮮度がいいものを選んで最後まで使い切りたいところですよね。
今回紹介した選び方を使って、今が旬の春キャベツをたくさん食べて頂けたら嬉しいです。