夏の「玉ねぎ」は常温保存で大丈夫…?知っておきたい“意外と知らない玉ねぎの正しい保存法”

料理・グルメ

2023.07.18

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。 7月に入り、本格的に暑くなってきましたね。 夏は暑さと湿度の高さで菌が繁殖しやすくなり、食品が傷みやすくなるので、保存方法には気をつけていきたいところです。 そんな中普段常温保存している野菜達はこの時期どこで保存するのが正解なのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。 とくに玉ねぎは常に常温で保存している方が多い野菜だと思います。 「暑いけど、このまま常温で保存していて大丈夫かな」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は「真夏の玉ねぎの保存場所」について紹介していきます。

広告

真夏の玉ねぎの保存場所


そもそも玉ねぎの保存場所は冷蔵庫と常温どちらが長持ちするの?という方も多いと思うので、簡単に説明しておきます。

玉ねぎの保存場所は常温がベストです。ベストといっても条件はあります。
その条件とは、玉ねぎは「高温多湿」に弱いので、比較的涼しい環境でかつ風通しが良いという条件が必要です。

春や秋であれば、室内の冷暗所や外の雨があたらない場所でネットに入れて吊るしておけば長持ちするんです。

しかし、夏になるとどうしても上の条件に当てはまらない環境になるので、冷蔵庫の野菜室で保存が最適なんです。
玉ねぎの最適保存温度は15度前後と言われています。なので真夏の外気温や室温を考えると、冷蔵庫に入れて保存する方が長持ちすると言えるでしょう。

冷蔵庫には冷蔵室と野菜室がありますが、玉ねぎは野菜室で保存しましょう。冷蔵室の場合玉ねぎにとって寒すぎるので、野菜室がベストです。

野菜室に入れた玉ねぎは1ヶ月は長持ちします。ただし包丁で切ってしまった玉ねぎは、切り口から傷み始めるので、どんなに遅くても3〜4日以内に食べ切るようにしましょう。

もちろん、室内の温度はエアコンをつけているかどうかや、設定温度で変わってくるのでひとまとめにはできませんので、参考程度にして頂けたらと思います。

すこし話がそれますが、玉ねぎを常温で保存していると、ゴキブリを誘引してしまうので、ゴキブリが苦手な方は年中野菜室で保存するべきかもしれません。とくに夏場は虫が増えるので、それも頭にいれておきましょう。玉ねぎ

玉ねぎをたくさん食べてください


今回は「真夏の玉ねぎの保存場所」について紹介しました。
野菜にはそれぞれ、最適保存温度というものがあります。
その野菜にあった最適保存温度を知って、それに合った場所で保存することで、より野菜が長持ちするようになります。

ぜひ、今回の記事を参考にして、真夏でも野菜を捨てずに最後まで食べて頂けると嬉しいです。玉ねぎ

広告

著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る