「トマト」は冷蔵庫に入れるとリコピンが大幅に減るって知ってた?“トマトのおいしい保存法”

料理・グルメ

2023.06.24

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。 じめじめ暑い季節がやってきましたね。 そんなときに食べたくなるものといえば、そうめんや冷やし中華のようなサッパリとしたものだったり、スイカのような水分たっぷりのものではないでしょうか。 そうめんやスイカもおいしいですが、夏野菜の中でサッパリしていて、水分たっぷりのものといえばトマトですよね。 そんなトマトですが、つい買いすぎたり、もらいすぎたりして、気がついたら傷んでいたということありませんか? 特に夏は家庭菜園だったり、趣味の畑でトマトを作っている方が多く、もらう機会が増えるという方が多いと思います。 そこで今回は「トマトを長持ちさせる保存方法」を紹介していきます。

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トマトを保存する際の基本

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トマトは常温で保存した方が良い場合と、冷蔵で保存した方がいい場合の2パターンがあります。

まだ、青いトマトの場合は常温の冷暗所で保存する必要があります。青いトマトを冷蔵庫に入れてしまうと、追熟がストップしてしまって、いつまで経っても赤くならないんです。

また、トマトは冷蔵庫に入れるとリコピンが大幅に減るので、すぐ食べるなら常温保存の方が良いんです。

ただし、夏は常温で保存するとすぐに傷んでしまうので、熟したトマトを長持ちさせるなら野菜室へ入れましょう。

常温保存する場合

1. ペーパーでつつむ

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2. ヘタを下にしてカゴなどに入れて常温の冷暗所で保存

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これだけでOKです。

室温が高いと青いトマトでもすぐに熟してきます。

熟したトマトは早めに使い切りましょう。

冷蔵保存する場合

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1. ペーパーで包む

2. 保存袋に入れる

3. 野菜室に入れる

この方法で保存したトマトの保存期間はおよそ1週間です。保存期間はあくまで目安です。元の野菜の鮮度の状態にも左右されるので早めに使い切りましょう。

冷凍保存する場合

1. ヘタをとる
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2. よく洗う
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3. 水気を拭き取る

4. ラップでつつむ
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5. 冷凍庫に入れる

この方法で冷凍したトマトの保存期間は約1ヶ月です。ただし、家庭の冷凍庫は開けしめが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしないことがあります。なるべく早めに使い切りましょう。

冷凍したトマトを料理に使うときは、食感が大きく変わるので生食にはしないでください。水につけて皮をむき、潰しながら煮込み料理や炒めものに加えたり、凍ったまますりおろしてドレッシングにしましょう。

正しい保存方法を覚えてトマトをたくさん食べて

今回は「トマトを長持ちさせる保存方法」を紹介しました。

今が旬のトマトは、流通量が増えて安くなりやすいんです。

またトマトはリコピンやβカロテン、ビタミンなどがバランスよく含まれているので、「トマトが赤くなると医者が青くなる」という諺があるくらい栄養価の高い野菜なんです。

トマトをたくさん食べて、暑い夏を乗り切りましょう。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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