「カーテン」についた“生活臭や汚れ”を落とす“大物洗濯術”

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 「カーテン」についた“生活臭や汚れ”を落とす“大物洗濯術”

2023.07.26

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。暑い日が続き、外に出るのが面倒…そんな日は、いつも洗えない「大物」をお洗濯してみませんか?カーテンやバーチカルブラインドは、お家で簡単にお洗濯ができるんです!暑くてお家で過ごす時間も増えるこの夏、カーテン・ブラインドのニオイと汚れをスッキリ落として、心地よく過ごしましょう!

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カーテン・ブラインドが部屋のニオイの原因に!?

カーテンやブラインドを最後にお手入れしたのはいつでしょうか?
ほこりやチリ、手垢やお子様の食べこぼしなど様々な汚れが付着したカーテン・ブラインドに、料理のニオイなどが染み込み、生活臭の原因になっていることも。

汚れ・ニオイをスッキリ落とし、ご自宅で過ごす時間をより快適にしませんか?

お洗濯前にチェック!

ご自宅でお洗濯をする前に、まずは水洗いができるか、確認をしましょう!
このマークがある場合は、ご家庭でのお洗濯はできません

水洗い不可のマーク出典:www.fujikyo.co.jp

■洗濯機に入る大きさのもの
浴槽でつけ置き洗い → 洗濯機にかけましょう

■洗濯機に入らない大きさのもの
コインランドリーを活用しましょう

この時注意いただきたいのは、水を吸った大物は非常に重くなるという点です。
大窓の重たいカーテンを洗う際は、あらかじめ洗濯ネットに入れたままつけ置き洗いをするのがおすすめです。

ご自宅でスッキリ!カーテンの洗い方

1.フックを外し、まとめておきます。

フックがなくならないようにまとめておきます

2.浴槽に40℃ほどのお湯を張り、アルカリ性粉洗剤をよく溶かします。

小さなカーテンなら、バケツでもOK!小さなカーテンなら、バケツでもOK!

3.カーテンを蛇腹に折り、つけ置き洗いをします。

蛇腹に折ることで、シワを防ぎます蛇腹に折ることで、シワを防ぎます

この時、あらかじめ洗濯ネットに入れておくと、この後の工程が楽になります!

水を吸ったカーテンは重たくなるので、あらかじめネットに入れておくのがおすすめ!水を吸ったカーテンは重たくなるので、あらかじめネットに入れておくのがおすすめ!

4.30分~1時間ほどつけ置き洗いをします。

つけ置き洗いをした後の汚水…伝わりませんが、臭いも凄いんです。つけ置き洗いをした後の汚水…伝わりませんが、臭いも凄いんです。

5.洗濯機のデリケートコースで洗います

6.レースカーテンなど軽いものは、カーテンレールに干します。
重たいカーテンは、重さでレールが傷む恐れがあるので、物干竿などで乾かしましょう!

浴室乾燥がある方は、浴室に干すのもおすすめです!浴室乾燥がある方は、浴室に干すのもおすすめです!

洗ったことある?バーチカルブラインドの洗い方

最近は、カーテンではなくバーチカルブラインドをお使いの方もいらっしゃると思います。
洗うのが難しそうで、買って以来何もしていない…という方は、意外と簡単なので、ぜひ洗ってみてください!

1.下についた紐を外し、ブラインドの重りを外します

2.ブラインドをレールから外します

バラバラにならないよう、まとめて持ちますバラバラにならないよう、まとめて持ちます

3.レール部分をひもで結びます

5-6枚を1セットに結んでいきます5-6枚を1セットに結んでいきます

4.浴槽にお湯を張り、アルカリ性粉洗剤をよく溶かします

5.ブラインドを洗浄液にしっかり沈め、1時間ほどつけ置き洗いします

つけ置き洗い後の汚水…水を抜くと砂のような埃が溜まっていましたつけ置き洗い後の汚水…水を抜くと砂のような埃が溜まっていました

6.つけ置き後、くるくる巻いて、洗濯ネットに入れます

シワ防止になりますシワ防止になります

7.洗濯機のデリケートコースで洗います

8.はさみで紐を切り、シワがあればその部分だけアイロンをかけます

9.ブラインドをレールに戻し、重りを入れます。

動画で見る:バーチカルブラインドの洗い方

一緒に働いているスタッフの自宅で、15年間洗っていないブラインドをお洗濯しました。
一見キレイに見えますが、グレーだと思っていたブラインドが実は、ラベンダーだったと発覚するほど汚れが溜まっていました(笑)

この夏、スッキリ心地よく過ごそう

カーテン・ブラインドは、洗ってみると意外と汚れているもの。
お洗濯の後は、お部屋が明るくなったように感じられますよ!
大物のお洗濯は、一人で作業すると大変なので、ご家族で協力して楽しみながら洗うのもおすすめです!
この夏、ぜひ試してみてください!

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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