「たたき」の汚れはさまざま
靴のまま足を踏みいれるたたきに溜まる汚れは、砂や泥だけではありません。
雨や雪の日は、濡れた傘・靴で濡れて、たたきが水浸しになることもあるでしょう。
玄関ドアを開けたときに虫が入ってくることもあれば、時期によっては花粉や黄砂汚れも厄介です。
さらに、室内からのほこりや髪の毛が混ざり、なかなか落ちない頑固な汚れが蓄積します。
わが家のたたきも、靴についた砂や泥でしっかり汚れていました。
玄関のたたきは、見た目以上に汚れやすく、放置すればするほど掃除に手間がかかる場所なのです。
たたきを掃除する手順
用意するもの
・掃除機
・ちりとり
・ほうき
・カウンタークロス(使い捨てできるぞうきんでもOK)
手順1.玄関ドアをあけて、靴や傘立てを移動します。
たたき掃除をすると砂やほこりが舞うので、玄関ドアはあけた状態で進めます。
靴や傘立てなど、掃除のさまたげになるものも移動して、たたきの上をカラにしましょう。
靴は新聞紙の上に乗せておくと、室内は汚れません。
手順2.掃除機で大きなごみをさっと吸い取ります。
「玄関に掃除機?」と思うかもしれませんが、ほこりや髪の毛などの乾いたごみは吸い取ってしまうと効率が良いです。
手順3.ほうきとちりとりで小さなごみを集めます。
たたきのみぞに溜まった汚れや、掃除機が入り込めない隅のほこりを、ほうきとちりとりで取り除きます。
手順4.カウンタークロスで水拭きします。
タイルやコンクリートのたたきを拭いても、薄くて丈夫なカウンタークロスならボロボロになりにくいです。
使い捨てできるカウンタークロスは、ニトリや100円ショップでも購入できます。
カウンタークロスでたたきを水拭きすると……。
掃除機やちりとりでは取り切れない汚れが、どっさり落ちました。
手順5.靴や傘立てを元の場所に戻したら完了。
水拭き後に、たたきをリセットすれば終了です。
慣れてしまえば、ものの10分でさっと掃除できますよ。
たたきの掃除は「晴れの日」に
たたきの掃除は、水拭きをする前に掃除機やほうきで汚れを取り除くのがポイント。
汚れは水分を含むと落ちづらくなりますので、雨の日の掃除も避けた方が無難です。
外から入り込む雨や靴・傘でたたきが濡れて、汚れが落ちにくく手間がかかります。
「たたき」の掃除は、天気が良い晴れの日がベスト!
よく晴れた日に、さくっと掃除をしてきれいな玄関を保ちましょう。