日本上陸25周年
美しいチョコレートがぎっしり並んでいる、こんな箱を目にすると、ヴィジュアルの美しさに圧倒されるだけでなく、ひと粒ひと粒がどんなおいしさを秘めているのか…と期待に胸が躍り、口角も上がります!毎年新しいレシピで私たちを射止め続け、チョコレート界をけん引するパリの老舗ラ・メゾン・デュ・ショコラは、日本上陸25周年を迎えました。
クリスマスコレクション発表会
今回は、クリスマスコレクション「ノエル ジヴレ」に加えて、バレンタインコレクション「ボンジュール パリ」の発表会に伺いました。今回は、11月1日発売のクリスマスコレクションについてお伝えします。
今年のアートピースは雪の結晶
会場で注目を集めていたのが、こちらの雪の結晶のアートピース。その名も、フロコン ジヴレ(凍てついた雪の結晶)。
12月にちなんで、31個の雪の結晶で構成されています。手作業で開けた穴の数は1800、パーツは全部で300以上、世界で10個のみの特別限定品。
日本では非売品となっていますが、 12月25日(月)まで丸の内店にて展示中とのこと。美しいチョコレートアートを写真に収めて、クリスマスのメッセージに添えると、素敵なグリーティングになりそうです。
ノエル・ジヴレ
アートピースのテーマと同じく、クリスマスコレクション「ノエル ジヴレ」のパッケージも雪の結晶がデザインされています。ブルーとゴールドのグラデーションが華やかながらも上品で、贈る人を選ばないヴィジュアルです。
代表的な定番レシピとコレクション限定の2種のレシピを詰合せた、繊細な雪の結晶が描かれた限定デザインのギフトボックスは4サイズ。16粒 6480円(税込)から、冒頭の大きなボックスの110粒 31,968円(税込)までの4種類が選べます。
ノエル・ジヴレ 限定レシピ
ラ・メゾン・デュ・ショコラの新レシピは、200程度の候補の中からテイスティングで厳選された、エリート中のエリート。今年はワイルドなカカオ度高めのガナッシュと、カジュアルな素材の香ばしさが注目を集めそうなプラリネが登場!
ガナッシュ ハイチ
ガナッシュ ハイチは、その名の通りハイチ産ピュアオリジンカカオ72%のダークガナッシュが魅力。シングルオリジンとは思えない複雑でまろやかな味わい。
今までのレシピにはなかったカカオ度の高いものに挑戦された理由を、ニコラ・クロワゾー氏にお聞きすると「高地で育ったカカオの味のマイルドさと、焙煎を工夫することで、ラ・メゾン・デュ・ショコラらしい繊細さとワイルドな自然が溶け合う味わいにすることができたのが理由です。」と仰っていました。
プラリネ マイス
プラリネ マイスのマイスとは、とうもろこし。こちらもラ・メゾン・デュ・ショコラのレシピには珍しくカジュアルな食感とダイレクトな香ばしさが特徴です。
こちらの香ばしさについて「とうもろこしを焼いているのでは?」と質問すると「その通り、ローストして砕いたコーンを混ぜ込んでいます。」とのこと。途中でゲランド塩がコントラストを引き立ててくれるため、甘すぎない洗練された味にまとまっています。
ラ・メゾン・デュ・ショコラの幅広いラインナップ
こちらは、アートピースやボックスと同じ雪の結晶でかたどられたブシェ ノエル ジヴレ。ゲランド塩とアーモンド、コーンのプラリネにダークチョコレートとホワイトチョコレートがデコレーションされています。目の前で箱を開けたときの笑顔が見たいから、親しい人へのギフトに最適ですね。
人気のカレンダー ノエル ジヴレは、12月1日からイブまでの24日間、ラ・メゾン・デュ・ショコラの逸品を味わいながらカウントダウン!毎日プラリネやキャレデマン など15種の味わいが待っています。イブには3個、合計26個のチョ コレートが収められているので、ホリデーシーズンのワクワクを毎日演出してくれます。
ラ・メゾン・デュ・ショコラ 2023クリスマス
カカオが上品に香り、後味がすっきりしたガナッシュの味わいと、緻密な香ばしさの中に華やかさが香るプラリネは、いつものラ・メゾン・デュ・ショコラの作品でしたが、その中にもハイチ産のカカオやとうもろこしを扱うなど、新しい挑戦が垣間見えて、とても頼もしく思えました。世界のチョコレートのトップランナーとして、私たちの知らない「おいしさ」を今後も次々にクリエイトしていただきたいです。
オフィシャルにもプライベートにも、そして老若男女を問わず喜ばれる最優秀ギフトが、ラ・メゾン・デュ・ショコラのチョコレート。私もギフトはこちらと決めています。もちろん、自分へのご褒美も!ですね。
取材協力:ラ・メゾン・デュ・ショコラ
(この記事に掲載の商品は11月1日発売です。)