【長芋】食物繊維・ビタミンがたっぷり。寒い日につくりたい「体にしみこむとろとろスープ」

料理・グルメ

2023.11.25

長芋の旬は11〜12月。風邪が流行りはじめる冬の入り口には、疲労回復効果がありスタミナ食材として知られる長芋で元気になりましょう。とろりとしたねばりを生かしたスープは、にんにくとしょうが効果もプラスで食べた瞬間からほかほか。足の先まで温まります。

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11月に旬を迎える長芋を食べよう

とろとろとして粘りがある長芋。
いかにも体によさそう、というイメージがありませんか。

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旬を迎えるのは11〜12月。たっぷりたくさん食べましょう。

食物繊維やカリウム、そのほかビタミン類も多く含みますが中でも多いのがビタミンB1。疲労回復に効果があることから、夏バテに効くとよく言われています。

風邪が流行りはじめるこの季節、疲れを溜めないためにも上手に長芋を取り入れたいですね。

とろみを生かし、体にしみこむとろとろスープに

長芋の旬は11〜12月と3〜4月。
厳密に言うと、11月の長芋はどちらかというとシャキシャキ食感で生食のほうが向いているのですが、ほっこりあったまりたい季節なので、すりおろしをスープに入れてしまいましょう。

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見た目だけでもおいしそうな長芋の味つけは、シンプル・イズ・ザ・ベスト! 醤油だけでバチッと仕上げます。
少し焦がすくらいに火を通すと、香りだけで食欲がもりもりわいてきます。

牛肉のとろとろ滋養スープ(調理時間 15分)

材料(4人分) 

・牛こま肉……150 g
・まいたけ……1パック
・長芋……300g
・にんにく……1かけ
・しょうが……1かけ

【調味料】
・醤油……大さじ3
・みりん……大さじ1弱
・水……800ml

・ごま油……小さじ2

作り方

1 牛肉は大きければ食べやすい大きさに切る。にんにくとしょうがはみじん切りにする。まいたけはほぐす。
 
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2 ごま油を熱したフライパンににんにくとしょうがを入れて炒める。
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3 香りがたったら牛肉を加え、表面の色が少し変わるまで炒める。


4  醤油大さじ1を加え、肉に味をつけてから水とまいたけを加える。
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4 4〜5分煮たら、残りの醤油とみりんで味をととのえ、とろろをおろしながら直接フライパンに入れる。全体がふつふつと温まったら火を止める。サンプルイメージ

寒い日にもほかほか。にんにくとしょうがを忘れずに!

味の決めては、にんにくとしょうが。



しっかりとごま油で香りを出すと、あとは牛肉だけでしっかり出汁が出ます。

また、にんにくとしょうがの効果で、食べた瞬間から体がぽかぽか。
できたてをふーふー冷ましながら食べたら、ちょっとした風邪なら吹き飛んでしまいますよ。サンプルイメージ

ごはんを入れてもおいしい



ほんのり甘い醤油味で、芋煮のような味。
ごはんとの相性もばっちりなので、後半にはぜひごはんを入れて、栄養たっぷりのスープは最後の一滴まで味わってくださいね。

うどんを入れるのもおすすめです。年末に向かってますます忙しいこれからの時期、長芋パワーでがんばりましょう。サンプルイメージ

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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