【花粉シーズンの洗濯】洗い方のコツ
花粉シーズンは衣類や寝具をよく洗濯することが大切です。
特に室内干しをする場合は、部屋干し臭予防のため、より清潔に洗濯しましょう。
早く・清潔に洗う
外から家に入る前に、外で洋服を払い、花粉を落とします。帰宅後はすぐに脱ぎ、洗濯カゴに入れ、室内に花粉を持ち込まないようにしましょう。
洗濯槽に入れる衣類の量を減らす
衣類に残る雑菌・汚れをしっかり落とすため、衣類量を減らし、よく洗いましょう。衣類を詰め込みすぎてしまうと、水流の力が作用せず、しっかり洗うことができません。
※衣類量の目安:縦型は8割まで、ドラム式は5~7割まで
すすぎは2回以上
洗濯機の中で、衣類は汚れが溶け出した汚染水に浸かっています。
この汚れを清潔な水で薄めるのが、すすぎの工程です。
すすぎ不足だと、汚染水が衣類に残り、雑菌も残ってしまいます。
柔軟剤を使用する
洗濯時に柔軟剤をすることで、衣類の静電気を抑え、花粉の付着を予防することができます。
特にアウターや花粉が付着しやすいニット・フリースなどの素材には、柔軟剤を使用しましょう。
香りが苦手な方は、無香料の柔軟剤がおすすめです。
【花粉シーズンの洗濯】干し方のコツ
花粉シーズンは、基本的には部屋干し・乾燥機の使用がおすすめです。
天気がいい日に外干しをしたいという方向けに、花粉の付着を減らすコツを紹介します。
花粉飛散ピーク帯を避けて干す
花粉の飛散ピークの時間帯は、1日2回あります。
1回目はお昼前後の11時~14時ごろ、2回目は夕方17時~19時ごろです。
部屋干しの方は花粉飛来の時間は特に気にされなくてもよいですが、外干しされる方は「朝早めの時間に干し、お昼前には取り込む」など、この時間帯を避けて外干ししましょう。
軽く乾かしてから干す
湿ったシーツと乾いたシーツを外に干し、花粉の付着量を比較すると、濡れたシーツには2倍の花粉が付着したという実験結果があります。あらかじめ室内干しで少し乾かしておくと、洗濯物への付着量を減らすことができます。
取り込む前に花粉をはらう
外干しした洗濯物や布団に付いた花粉は、手で払うことで4〜6割を落とすことができると言われています。取り込む前に必ずはたく習慣をつけましょう。
【花粉シーズンの洗濯】部屋干しのコツ
花粉の付着を防ぐために部屋干しをすると「生乾き臭」が気になりますよね。
生乾き臭は、衣類に残った雑菌の繁殖が原因です。
雑菌繫殖を予防するためには、いつもより清潔に洗い、早く乾かすことが大切です。
洗濯後はすぐに干す
洗濯機の中は湿度が高く、黒カビや雑菌が繁殖しやすい場所です。洗濯後はすぐに洗濯槽から出し、干しましょう。
衣類同士の間隔はこぶし1つ分
衣類は、濡れている時間が長いほど雑菌が繁殖しやすくなります。生乾き臭を予防するため、衣類と衣類の間を空け、風の通り道を作りましょう。
エアコンやサーキュレーターの風を当てるのも効果的です。
洗濯槽の掃除をする
生乾き臭の原因の一つが、洗濯槽の汚れです。
カビだらけの洗濯槽で洗濯をしていては、何度すすぎをしても衣類に雑菌・カビが付着してしまいます。洗濯槽の掃除を2か月以上していない方は、必ず掃除をしましょう!
洗濯槽洗浄は月に一度行い、洗濯後は毎回糸くずフィルターの掃除も忘れずに。
部屋干し臭を減らしたい方はこちらの動画もご覧ください!
辛い花粉の季節を、少しでも快適に過ごすヒントになると嬉しいです。