1.定期的にモノの見直しをする
忙しい日々を過ごしていると、どうしてもモノは増えていくもの。普段の日常の暮らしの時間とは別に、モノと向き合う時間を設定して、定期的にモノの見直しをすることで、家の中の物量が増えすぎてしまうことを防ぐようにしています。
季節の変わり目や長期休みのタイミング、週末というように、モノの見直しをするタイミングを決めておくと、自然とモノの見直しをする習慣もつくので、家族で取り組んでみてはいかがでしょうか。
2.モノを他人軸で買わない
モノを買うときに、流行っているから、あの人が持っていて便利そうだから、という他人軸でモノを買わないようにしています。本当に自分にとって必要なモノか、ないと困るモノなのか、持っていることで幸せを感じるモノかという自分軸でモノを買うようにしています。
モノを買う前に、自問自答することで簡単にモノを増やさないことが大切です。家に簡単にモノを入れないように意識することは、モノを手放すことと同じくらい大切です。
3.収納を増やさない
収納ケースや収納家具、収納スペースがあるといつの間にかそこにモノが集中して、モノが増えてしまいます。収納をむやみに増やさないことを意識することで、モノが増えない状態を維持することができます。部屋の中が散らかってくると、つい収納を増やして解決しようとしてしまいがちですが、大切なのはモノを見直し、今使っていないモノ、不要なモノがないか整理することです。
不思議なもので、モノと向き合い整理すると収納アイテムが余るという現象が起きがちです。収納を増やす前に、まずはモノと向き合い整理することを優先させてください。
4.当たり前を見直す
私たちは日頃、メディアの情報や実家の習慣などから当たり前と思っているモノやコトが多くあり、こうあるべき、こうしなければいけないといった固定観念に縛られている傾向があります。例えば、実家では当たり前のように、お風呂上りに大きいバスタオルを使っていたけれど、洗濯の手間を省くために、思い切ってバスタオルをフェイスタオルに変えてみたけれど、特に不自由はなかった……というようなこと。
これまで当たり前のように使っているモノ、家にあるモノがなくても「困らないのでは?」と、視点を変えて当たり前を見直してみましょう。フラットな視点でモノ、コトを見直すことは、とても有意義ですよ。
5.モノを使い切る
今の日本は、食材や日用品の在庫がなくても、すぐに買い物に行けます。ですが、SNSの普及、ネットショッピングの充実から、新しいモノをすぐに欲しがり、すぐにモノを買う文化があるのも事実。そんな文化の影響でストック品を買い込む方も多く、家の中が片付かずに困っている方も多いようです。
そこで意識してほしいのが、モノを使い切るということ。どんなに片付けを頑張って、定位置を決めても、モノを消費するスピードに対してストックがありすぎると、どうしても家は片付きません。
大切なのは、モノを使い切る意識を持つこと。在庫が少なくなってから買いに行くという暮らしにシフトするだけでも、家の中のモノの量、モノを置いておくスペースも最小限で済みます。足るを知るという意識で、モノを使い切っていきましょう。
シンプルに身軽に暮らしている人が実践している5つの習慣をご紹介しました。是非ひとつずつ実践されて、ご自身の目指すシンプルで身軽な暮らしを送ってください。