教えてくれたのは……サンスター
世界の人々がいつまでも健やかで心豊かな生活が送れるよう、お口の健康を起点とし、からだ、生活空間まで含めた包括的な視点で、人々の健康的な生活習慣づくりに貢献しているサンスター。今回は、研究開発部で商品開発および臨床研究に携わっている竹下萌乃さん(歯科衛生士資格保有)にハブラシのただしい選び方を教えていただきます。
ハブラシでお口の健康を守る
歯磨きの効果を高めるためには、ハブラシの適切な管理と使い方が大切です。傷んだハブラシで歯を磨いても効果が半減してしまうかも!? お口の健康を守るために、ハブラシはただしく使いたいですよね。まずは、ハブラシを傷めてしまうNG行為をお伝えします。
絶対にやめて。ハブラシの寿命を縮めてしまうNG行為3つ
NG1. ハブラシに熱湯や漂白剤などをかける
ハブラシの多くは、プラスチックで作られています。プラスチックは、熱や薬剤などに弱い性質があります。ハブラシに熱湯や漂白剤等をかけてしまうと変形したり、変色するので絶対にやめましょう。
NG2. 過剰な力で歯を磨く
過剰な力で歯をブラッシングするとハブラシの毛が開いて傷んでしまいます。ハブラシの寿命も縮めてしまうことにつながるので、力加減には注意しましょう。
菌が繁殖しやすい環境にも注意!
使用後のハブラシを湿ったままの状態で放置すると、菌が増殖しやすくなります。歯みがきの後はしっかりとハブラシの汚れを洗い流し、水をよく切って風通しの良いところで保管しましょう。しっかりと乾燥させることで、ハブラシの毛に付着した細菌数を減少させることができます。
ハブラシの定期的交換で歯磨きの効果もUP!
ハブラシの交換時期は……
ハブラシの替えどきは「1ヶ月に1回」です。交換時期を過ぎたハブラシは、丁寧にブラッシングをしても磨き残しが出やすくなります。毛先の開いたハブラシで歯磨きをすると歯と歯の間に付着している歯垢の洗浄効果が、新品のハブラシと比べてたった3割程度に減少することも…。(サンスター調べ)
ハブラシを後ろから見た時に毛先がヘッドからはみ出し始めたら交換の合図です。
見た目に変化がなくても、要注意
見た目が傷んでいないように見えるハブラシも、毛先は消耗しています。歯ブラシは、お口の中へ入れるものです。清潔な状態を保つためにも定期的な交換をしましょう。
いかがでしたか? 傷んだハブラシによる歯磨きは、その効果を下げてしまっているとは驚きでした。お口の健康を守るために我が家も、定期的なハブラシのチェックを習慣化したいと思います。