一緒にいると「幸福度が下がる友人」の“5つの特徴”

カルチャー

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2024.12.07

本来であれば、友人と過ごす時間は楽しいもの。ですが、中には「なんだか疲れるな……。」と感じるような友人関係もありますよね。その原因は、どこにあるのでしょうか。心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんに「幸福度が下がる友人の特徴」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

マインドトレーナー 田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。『モヤモヤしない考え方』(ワニブックス)より新刊発売。

一緒にいると幸福度が下がる友人の「5つの特徴」

友人はありがたい存在ですが、「一緒にいても楽しくない」「お互いを高め合えない気がする」と、違和感をもっている人はいませんか?
他人の幸福度を下げてしまう人には、共通する特徴があります。当てはまっているものがないかを確認してみてくださいね。

1. いつも愚痴や文句ばかり話す

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ランチタイムに会った友人が、職場の上司や家族についての不満を延々と話し続けていて、話を聞いているうちに自分まで気分が重くなり、元気がなくなってしまった……。 このような経験はありませんか?
もしかすると「それは自分がやっている側かもしれない」と思う人もいるかもしれません。

どんな話題でも、最終的には愚痴や文句にいきついてしまう場合は、ネガティブなエネルギーを広げてしまうことに。聞く側は、自分のポジティブなエネルギーが奪われるような感覚になり、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。愚痴を聞くことで、自分の心の余裕が削られてしまうことが多いのもよくあることです。話題を変える、愚痴を5分だけ話す・聞くなど、自分なりのルールを決めておきましょう。

2. 他人を批判することが多い

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他人の批判話で盛り上がっていることはありませんか? 
「あの人は本当にダメだよね」などの発言が繰り返されると、「こうなると批判される」と、批判の対象になりうる項目が自分の中に増え続けることになるのです。

他人を下げることで、自分を正当化しようとする心理が働いていることもあります。批判が出たら、「羨ましい」「相手のほうが上だと思っている」というサイン。批判は前向きな思考を妨げ、幸福度を下げてしまう原因になります。批判が出てくる理由を考えることが有益です。

3. 話の中心はいつも自分

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自分のことばかり一方的に話し続けたり、こちら側が何か話そうとしても、すぐに話題を自分の話に変えてしまったりする人はいませんか?
常に自分の話ばかりする人は、相手に共感を示すことがなく、他人の話を聞く姿勢に欠けています。「自分が大事」という態度を取られると、こちらの意見や感情が無視されていると感じ、孤独感が増していくものです。このような人と一緒にいると、自己肯定感が下がり、自分が大切にされない存在だと思い込むようになりかねません。

どのような付き合いをしたいのかは、自分で選ぶことができます。できる限りLINEだけで連絡を取る、面倒なので相槌を打つことだけに努めるなど、相手と一定の距離を取りながら関わる方法を見つけましょう。

4. ネガティブなニュースや暗い話を好む

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不安になるニュース、事故、経済の暗い見通しなど、ネガティブな話題ばかりの友人の話を聞いているうちに、世の中が怖い場所だと感じるようになり、不安がますます膨らんでしまう……。 いつも不安モードで生きている人は、このような思考パターンになってしまう傾向があります。

心配ばかりしながら生きる人生は、あまりにももったいないことです。やがて、「どうせこんな世の中だから」と思い、新しいチャレンジまで避けてしまいがちに。前向きな気持ちを持つことが難しくなり、「どうせ何をしてもうまくいかない」という無力感に陥ることもあります。

現在は、世界中のニュースが絶え間なく私たちの目に入るようになりましたが、心配事の9割は実際には起こらないのが事実です。自分が食べたいものや、かわいい動物の動画の話など、楽しく話せる話題に切り替える練習をしましょう。

5. 相手の幸せや成功を素直に喜べない

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他人の幸せや成功に共感できない人は、相手の幸福感を一気に打ち消してしまいます。他人に自分の成功を素直に喜んでもらえないと、達成したことや喜びを否定されたように感じ、「自分の努力には意味がないのかもしれない」と考えてしまうことも。このような経験が積み重なると、喜びを共有することへの抵抗感が生まれ、幸福を感じる瞬間すら少なくなってしまいます。

他人の幸せや成功に共感できない人を見たら、「その人は自ら幸せを遠ざけていて、もったいないな」と捉えるようにし、自分自身は「成功した人を素晴らしいと思っていて、祝福したい」と、自分の気持ちのほうを確認することが大切です。

自分が心地よいと感じる選択を

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世の中には、さまざまな人がいます。他人を変えることはできませんが、自分で人との付き合い方を選び、自分の考え方を守ることができるのです。「自分の機嫌は自分で守る」と決め、周囲にどのような人がいても、自分にとって心地よい選択ができるように練習していってくださいね。

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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