対策⒈洗濯後は必ずフタを開けて換気
洗濯機に湿気がこもる一番の原因は、洗濯後すぐにフタを閉めてしまうことです。湿った空気が逃げ場を失い、そのまま残ることでカビが発生しやすくなります。
洗濯が終わったら、できるだけ早くフタを開けて湿気を逃がしましょう。さらに、少し時間があれば洗濯槽の内側を乾いた布で拭いておくと効果的です。
毎回の小さな習慣が、清潔な洗濯機を保つポイントになります。
対策⒉換気扇や除湿機を活用する
洗濯機周辺に湿気がこもると、カビが繁殖しやすくなります。特に浴室が近い場合は湿度が上がりやすいため、換気扇や除湿機を活用することが効果的です。
換気扇を回して湿気を逃がし、除湿機を使うことで効率よく湿気を取り除けます。わが家でも浴室の隣にある洗面所に除湿機を設置したところ、想像以上に水が溜まりました。湿気がこんなにあるのかと驚くほどです。
日常的に換気と除湿を意識することで、カビや臭いのリスクを大幅に減らせますよ。
対策⒊洗濯機周りに物を置かない
洗濯機の周辺に物を置きすぎると、空気の流れが悪くなり湿気がこもりやすくなります。洗剤や掃除道具、タオルなどが積み重なると湿気が逃げにくくなり、カビの原因にもなりかねません。
そのため、洗濯機周りはできるだけ物を減らし、風通しをよく保つことが大切です。また、洗濯機の下にはホコリが溜まりやすいため、定期的に掃除を行いましょう。
私も以前は洗濯機の横に掃除道具を置いていましたが、それを片付けたことで掃除がしやすくなり、湿気のこもりも改善されました。
対策⒋糸くずフィルターを毎回乾燥させる
糸くずフィルターは見落としがちな部分ですが、湿ったまま放置するとカビの温床になりやすい場所です。洗濯が終わったら、フィルターを取り外し、ゴミを取り除いた後はしっかり乾燥させましょう。
私も以前はフィルター掃除を後回しにしていましたが、毎回チェックするようになってからはイヤな臭いが軽減され、衣類に糸くずやゴミが付着することもなくなりました。
小さな手間ですが、毎回の積み重ねが清潔な状態を保つ秘訣です。
対策⒌槽乾燥モードを利用する
多くの洗濯機には「槽乾燥モード」が搭載されていますが、意外と使っていない人も多いようです。この機能を使えば、湿気をしっかり取り除くことができ、カビや臭いの発生を防げます。
週に1回程度、この機能を活用するのがおすすめ。ボタンひとつで簡単に乾燥できるので、手間もかかりません。
定期的に使い続けることで、洗濯槽内のイヤな臭いも気にならなくなります。毎週の習慣に取り入れることで、洗濯機を清潔に保つことができますよ。
今日からできる小さな工夫で清潔な洗濯機に
湿気やカビ対策は、毎日の小さな工夫の積み重ねです。一度習慣にしてしまえば、手間も感じなくなります。まずは「洗濯後にフタを開ける」といった簡単なことから始めてみてください。少しずつ意識を変えることで、カビや臭い知らずの清潔な洗濯機をキープできます。できることから、少しずつ取り入れてみてくださいね。