「ママ友との心地よい距離感」を作る“3つのコツ”

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2025.05.29

心理カウンセラーのyoshikoです。「ママ友との距離感が分からない」「付き合いに疲れを感じる」などと悩んでいませんか? 子どもを通じた関係性や価値観の違い、断れない義務感がママ友ストレスの原因です。今回は、ママ友との心地よい距離感の作り方を解説します。無理のない付き合い方を見つけていきましょう!

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ママ友ストレスの正体・なぜ距離感が分からなくなるのか?

ママ友との関係で「なんとなく疲れる」「距離感が分からない」と感じることはありませんか?
ママ友ストレスの原因を知って、適切な距離感を見つけるヒントにしてみてください。

理由1. 子どもを通じて生まれる関係性のため

お絵描きで遊ぶ親子出典:stock.adobe.com

ママ友関係は自分が選んだ相手ではなく、子どもの関係によって生まれるものです。
子どもの学年やクラスが同じというだけで、価値観や性格が合わない人とも付き合わなければなりません。また、子どもの成長とともに関係も変化するため、どこまで深く付き合うべきか判断が難しくなりがちです。

理由2. 価値観や家庭環境の違いのため

考える女性出典:stock.adobe.com

家庭ごとの価値観や経済状況の違いが、ママ友関係にストレスを生み出しています。
教育方針、習い事への考え方、お金の使い方など、家庭によって大きく異なりますよね。例えば、高額な習い事を当たり前にしている家庭と、節約を重視する家庭では話が合わないときも多いでしょう。また、家庭によって時間の使い方や優先順位が違うため、お互いの状況を理解しにくいものです。

理由3. 断れない義務感や責任感のため

家でパーティーをするママ友と子ども出典:stock.adobe.com

ママ友関係では「子どものために断れない」という義務感が強く働きます。
PTA活動や学校行事、子ども同士の遊びの約束など、断ると子どもに迷惑がかかるかもしれないと心配になりますよね。
特に、共働きママは時間が限られているのに、断ることで「協力的でない親」と思われるのを恐れがちです。「よいママでいなければ」という責任感に悩まされる方も少なくないでしょう。

ママ友との心地よい距離感を作る“3つのコツ”

ママ友との付き合いで疲れを感じているなら、距離感の調整が必要かもしれません。
働くママだからこそできる、無理のない付き合い方のコツをご紹介します。

1.共通点を作りすぎない

納得の表情の女性出典:stock.adobe.com

価値観や家庭環境の違いを受け入れることが、心地よい関係を保つ秘訣です。
「この人とは考え方が違うな」と感じても、相手を否定せず「そういう考えもあるんだな」と受け流すことが大切です。無理に価値観を合わせようとすると、自分らしさを失ってストレスが溜まってしまいます。

2.連絡の返信頻度を調整する

スマホを見る主婦出典:stock.adobe.com

連絡はすぐに返信しなければいけないというプレッシャーを感じる必要はありません。
働くママは仕事や家事で忙しいので「忙しくて返信が遅くなるときもある」という前提で付き合いましょう。
返信が遅い相手に対してイライラするよりも「この人はマイペースなんだな」と受け入れる方が楽になります。急ぎの連絡は電話を使うなど、使い分けることも効果的ですよ。

3.時間と予算の境界線を設ける

話す女性たち出典:stock.adobe.com

自分の時間と予算の限界を明確にして、無理な誘いは断る勇気を持ちましょう。
毎週のようにランチ会や集まりをしていると、時間的にも経済的にも負担が大きすぎます。「今月は予算がきつくて」「仕事の都合で時間が取れません」など、具体的な理由を伝えて断ることが大切です。自分の心と家計を守る覚悟が、結果的によい関係を続けることにつながります。

 

ママ友との距離感の見直しは、ストレスを軽くするきっかけになります。
無理のない範囲で実践しながら、心地よいママ友関係を築いていきましょう!

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著者

yoshiko

yoshiko

メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー。大学で障害児教育や教育心理を学んだ経験から、塾講師時代は親子の関わり方を「ほめる」ことでサポートしてきました。現在は子どもの成長を見守りながらWebライターとして活動中。読んでくれる人の心にそっと寄り添う記事をお届けします。

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