教えてくれたのは……飛鳥井庸さん
「銀座占いサロン天報堂」を創業。独自の占術「貴石算命学」を提唱し、これまでに1万人以上を鑑定。創業1年後には予約待ち4ヶ月のサロンへ。雑誌『25ans』『婦人画報』など多数メディアで執筆。迷ったとき、不安なとき、ほんの少し立ち止まって心を整えたい方に向けて、やさしく背中を押すメッセージを発信中。
「運気が悪くなる」口癖や習慣
人気鑑定士・飛鳥井庸さんによると、「悪いことばかり起きる」「何をしてもうまくいかない」と悩んでいる人の言動にはいくつかの共通点があるそうです。今回は、「運気が悪くなる口癖」と「運気を上げる口癖」について詳しく教えていただきました。
自分を責めたり、卑下したりする言葉
自分を責めたり、卑下したりする言葉は、その人の運気を下げてしまいます。特に注意するべきなのは「どうせ自分なんて」「なんで自分だけ」「私バカだから」と自分に呪いをかけるようなマイナスの言葉です。
とはいえ、どうしても自信が持てなかったり、自分を信じられなくなったりすることもあるでしょう。そんなときは、「今はね！」と最後に付け加えることをおすすめします。「自信がない。……今はね！」といった感じです。
弱音やネガティブな言葉
弱音やネガティブな言葉ばかり口にしていると、運気が下がってしまいます。一生ツイていない人などいません。あのときの不運が、振り返れば今の幸せにつながっていた——そんなケースもじつはたくさんあります。悪い出来事は、よい出来事の前触れであることが少なくないのです。つらいときにネガティブな言葉を吐いてしまったら、そのときはぜひ最後に「今はね」とそっとつぶやいてみてください。
「運気を上げる」口癖や習慣
ネガティブな波長から解放される魔法の言葉「まっ、いいか！」
人生楽しそうに過ごしている人、うまくいっているように見える人には共通点があります。それは、苦しいときに「まっ、いいか！」と言えるかどうかです。「まっ、いいか！」はネガティブな波長から解放される魔法の言葉。気持ちがつらいときにすぐに言えなくても、落ちついたら声に出してみてください。
マイナスの考えは上手に流す
どんな人にも、運気のよいときもあれば悪いときもあります。大切なのは、運気が低迷しているときに、ネガティブな考えや悪い波長からいかに早く抜け出せるかということです。
人生には、おそらく誰にでもある程度同じくらいの「よいこと」と「悪いこと」が訪れます。ただし、それをどのように受け取り、どれだけの時間をそこに費やすかは人それぞれです。だからこそ、くよくよと悩む時間を少しでも早く手放し、上手に受け流すことが運気を上げるポイントといえます。
ポジティブな口癖を習慣にして運気アップにつなげよう
運気を上げて幸運を引き寄せたいなら、まずは日々の言葉選びが大切だということがわかりました。マイナスの考えに囚われず、ポジティブな口癖を日常に取り入れることで自然とよい出来事に目が向き、結果的に運気アップにつながるのですね。まずは今日から一つ、自分に合ったポジティブな口癖を見つけて、習慣にしてみましょう。
