キッチンペーパー秘話

どのご家庭にもあるキッチンペーパー。
実はこのキッチンペーパーの誕生は、アメリカのトイレットペーパー工場で、うっかり厚手すぎる紙が作られてしまったことが発端でした。
そうして誕生したキッチンペーパーは、100年以上にわたり愛されてきました。
今回は、その意外な活用術を試してみました。
キッチンペーパーでティーバッグ作り


今回はこちらの紅茶を淹れようと思います。
まずは、キッチンペーパーを一枚用意します。
厚さは気にせず、どんなタイプのキッチンペーパーでも作れます。
※ただし、食用に使うため、無漂白で食品対応のタイプを選んでください。
茶葉を置いて包んでいく

ペーパーの中央よりやや下の位置に、茶葉を適量のせます。
ちなみに、紅茶の茶葉は、カップ1杯あたり2〜3グラムが目安です。
ペーパーの下を、ペーパーの面積に対し3分の1程度、茶葉を隠すように折りたたんでください。
右側も、横幅に対し3分の1程度折り曲げます。
続けて左端まで折りたたみます。
画像のようになりました。
これをティーバッグの形に成形していきます。

薄い端を、折り目でできたポケット部分に差し込みます。


これで、キッチンペーパーティーバッグは完成です!
ペーパーにしっかり包まれており、茶葉が漏れる心配もありません。
軽く振ってみましたが、茶葉はこぼれることはありませんでした。
実際にお茶を淹れてみる

それでは沸騰させたお湯を耐熱ポットに注ぎ、そこにキッチンペーパーティーバッグを入れます。
紅茶を淹れる際は、あらかじめ熱湯を注いでカップを温め、捨ててから紅茶を淹れると、温度が下がらず香りが引き立つそうですよ。
そのまま3分ほど待ちます。
キッチンペーパーの紙の味が紅茶の味に影響しないのか、抽出が終わるまで少し不安になりますね。
おいしく抽出できました!

色がよく出ており、上手く抽出できたことがわかります。
肝心の味はというと、キッチンペーパーの紙っぽい味も感じず、普段通りおいしくいただくことができました。
さらに、茶こしと違って使い捨てなので、洗い物の手間もなく一石二鳥です。
紅茶の他に、鰹ぶしなどを包んで出汁を取ることもできるので、ぜひ試してみてください。
キッチンペーパーを“拭く以外”の用途に!
実際にかかった時間は数分程度。手順も簡単なので、すぐ生活に取り入れられます。
ティーバッグ型でないために購入をためらっていた茶葉も、この方法なら気軽に楽しめます。
ぜひ試してみてください。
                        
                            