NGその1.カバーを外して干す
布団を干すとき、ついでにカバーも洗う方は少なくないでしょう。しかし、布団カバーを外した状態で布団を干してはいけません。布団の生地はデリケートなため、紫外線を直接浴びると色あせしたり、生地が劣化したりするリスクがあるんです。
布団を干すときは、必ずカバーをつけたままにするのが正解。カバーが直射日光から生地を守り、汚れも吸収してくれるので安心です。干し終わったらカバーを外して洗濯すれば、布団もカバーも清潔に保てますよ。
NGその2.片面だけ干す
時間がないと「とりあえず片面だけ干せばいいかな」と思うかもしれませんが、じつはこれもNG。布団は厚みがあるため、片面だけでは湿気が完全に抜けません。
布団の全面に日が当たるよう、きちんと両面とも干して湿気を飛ばしましょう。
NGその3.布団をたたく
一昔前は「布団を干したらパンパンたたいてホコリを出す」というのが定番でしたよね。実はこれ、布団にとって大きな負担になります。強くたたくと中綿がつぶれて偏ったり、繊維が切れてヘタる原因になったりする恐れがあるんです。
布団の生地や詰め物が傷まないよう、強くたたくのは避けましょう。ホコリが気になる場合は、ブラシなどで表面をなでて払う程度にとどめてください。
NGその4.直射日光に当てる
「布団は天日干しが一番!」と思われがちですが、強い直射日光は布団を傷める原因です。羽毛布団は特に熱と紫外線に弱く、陰干しが推奨されています。
正しいお手入れで布団は長持ち!
布団は、毎日の睡眠を支えてくれる大切なもの。正しい方法でお手入れすると、布団はぐんと長持ちし、毎日の睡眠が心地よいものになるはずです。
※布団の種類によって、最適な干し方が異なる場合もあるため、注意が必要です。