活用法⒈ スポンジを汚さない!食器のベタつき落とし
カレー皿や油っぽいお皿を洗うとき、スポンジがすぐにベタベタになって困ることはありませんか? そんなときは、食器に重曹をふりかけ、少量の水を加えてなじませましょう。その上からヘラや紙でこそげ取ると、油汚れがスルッと取れて、スポンジを汚さずにすみます。
活用法⒉ シンクのくすみは“研磨作用”でスッキリ
ステンレスシンクのくすみや水アカには、重曹のやさしい研磨作用が効果的です。気になる部分に重曹をふりかけ、スポンジやクロスで軽くこするだけでOK。くすんでいたシンクがツヤを取り戻し、ピカピカに仕上がります。
活用法⒊ ベタついた鍋も重曹でラク落ち
カレーやミートソースを作ったあとの鍋は、ベタつき汚れがしつこくて大変ですよね。そんなときは、鍋に水を入れ、重曹を適量ふりかけて軽く混ぜます。そのまま数分ほど煮込むだけで、油汚れが浮き上がり落としやすくなります。最後にいつも通り食器用洗剤で洗えば、スッキリきれいになります。
注意事項
- アルミ製の鍋やフライパンには使わないようにしましょう。黒ずみや変色の原因になることがあります。
- シンクはステンレスを想定しています。人造大理石や天然石など、素材によっては使用を避けましょう。
- 重曹には研磨作用があるため、やわらかい素材やコーティング加工の鍋・シンクは強くこすらないように気をつけてください。
- 使用後はしっかり水で洗い流し、重曹が残らないようにしましょう。残ると白い跡がつくことがあります。
- 食器や調理器具に重曹を使ったあと、仕上げに食器用洗剤で洗うと安心です。
- 重曹はすべての油汚れに効果的というわけではありません。
重曹を取り入れてキッチン掃除をラクに
身近な素材である重曹は、油汚れやくすみ、ベタつき落としなど、キッチンのさまざまな悩みに頼れる存在です。食品にも使われる安心感がありつつ、掃除でもしっかり効果を発揮してくれるのが魅力です。今回ご紹介した方法を取り入れれば、スポンジやシンク、鍋もスッキリ清潔に保てます。日々のキッチン掃除に、ぜひ気軽に取り入れてみてください。