黒ずみ・黄ばみ・手垢汚れがごっそり。「壁紙」の汚れを優しくリセットする掃除術「ゴシゴシしない」

家のこと

2025.10.28

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のんです。壁って、意外とホコリや手アカで汚れています。特に子どもの目線の高さがヒドい。なんで子どもって、あんなに無駄に壁を触るんでしょうか。放っておくと黒ずみや黄ばみが定着して、落とすのが大変に……。そんなときにおすすめなのが、「重曹」を使ったお掃除方法なんです!

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壁の種類をチェック

壁の種類をチェック

今回の掃除方法は、ビニールクロスを対象としています。そのため掃除できる壁紙か、必ずチェックしてください。その際は、目立たない場所でテストすること! ビニールクロスと紙クロスの見分け方は、霧吹きで水をかけて「水を弾くかどうか」で判断できます。水を弾く場合はビニールクロス、水を吸い込む場合は紙クロスです。写真のように水を弾いていればOKです!

【用意するもの】
・重曹
・ぬるま湯
・やわらかい布 or マイクロファイバークロス(2枚)
・ハンディモップ
・古歯ブラシ

ホコリを落とす

ハンディモップでホコリを落とす

まずは乾いた状態で、壁全体をはたきやハンディモップでさっと払います。ホコリが残ったまま水拭きすると、泥のように広がってしまうので要注意です!

ちなみに、知らぬ間にうっすら黒くなっている正体は「手の皮脂」と「ホコリ」が混ざった手アカ汚れです。

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重曹水を作る

重曹水を作る

500mlのぬるま湯に、重曹小さじ2分の1(約2g)を溶かして重曹水を作ります。

掃除スタート

壁紙掃除

手アカなどの黒ずみに加えて、よくわからない汚れが付着している部分の壁紙を実際に掃除していきます。

歯ブラシで優しくこする

歯ブラシでこする

歯ブラシに重曹水をつけて、優しくこすっていきましょう。すると、濃くついていた汚れがスルスルと落ちていきました。

叩くように拭く

叩くように拭いていく

拭くときは、軽くトントンと叩くように行いましょう。というのも、ゴシゴシと拭いてしまうと、落とした汚れが広がってしまう可能性があるからです。

乾拭きで水気をとる

乾拭き

最後に乾いたタオルで水分を拭き取りましょう。湿ったままだとカビの原因になるので、しっかり乾かします。

まとめ

掃除後

マスキングテープを外せば、一目瞭然。周りとの差がはっきりとわかる結果になりました。

軽い手アカや汚れなら、重曹水でスッと解決! ただし、“優しく控えめ”な掃除が鉄則です。さらに、カビの元になってしまうので、水気を完全に取ることを忘れてはいけません。

今回、撮影のために一部分だけ掃除したら、周りの汚れが逆に目立ってしまい、「ちゃんと周りもやってよ」と励まし(?)のお言葉をいただきました。……この後のこする力が若干強くなったのは気のせい、ということにしておきます。

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著者

のん

のん

4人と2匹の6人家族のサラリーマン。妊娠中だった奥さんの代わりに掃除を始めると、元来持っていた凝り性が発動。キレイになっていくビフォアフに魅了され、家のあらゆる箇所を攻略。そのうち生活向上委員会<MEGAZINE>なる趣味全開のお掃除中心のVLOGサイトを開設し、自己満足を楽しんでいる。しかし家族から「人型の口うるさいルンバ」と言われている点だけは納得がいっていない。掃除以外にもサッカー、プラモデル、DIY、カメラと趣味が爆発中。

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