“黒い斑点”が無数にびっしり…。見える部分の「エアコン」掃除術「想像以上の汚れ」「冬に向けて清潔に」

家のこと

2025.10.31

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のんです。今年の夏もおおいに活躍してくれたエアコン。定期的にフィルターだけは掃除していましたが、そのほかの部分は気にもしていませんでした。そんなときに妻から「吹き出し口が黒いけど」と、報告という名の掃除命令が発動されます。内部はさすがに無理だけど、見える部分ならお任せあれ! エアコン掃除に挑戦します。

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掃除前の残念なエアコン

エアコン掃除

確かに吹き出し口周辺(上下風向板)に、黒い斑点が無数に付着しています。

吹き出し口の汚れ

左右風向板はもっとひどい状態で、板1枚1枚の裏表にビッシリと黒い斑点が。よくぞこうなるまで放置していましたよ。情けない……。

【用意するもの】
・エアコン専用ブラシ「ファンファン」
・中性洗剤
・ブラシ
・スポンジ

安全確認と下準備

コンセントを抜く

まずはエアコンの電源を切り、コンセントを抜くのが鉄則です。エアコン下に新聞紙やタオルを敷いて、水や汚れが落ちても大丈夫な状態にしておきます。

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外せる部品は中性洗剤で洗う

中性洗剤で洗う

表のパネルを開け、フィルターなどの部品を外します。フィルターは付着したホコリを掃除機で吸ってから、中性洗剤で洗って乾燥させます。

※フィルターがホコリだらけだと、せっかくファンを掃除しても効果半減です!

ファンファン登場!

ファンファン

今回、初めて使用するアイテムがエアコン専用ブラシ「ファンファン」。ふわふわ、もこもこのブラシを水で濡らし、絞ってから使用します。写真のように曲げ、エアコンの形状に合わせられるのがうれしいポイントですね。

内部への差し込みすぎに注意

ファンファンを差し込む

ここからが本番! ファンファンをファンの羽根の間にスッと差し込み、スライドしながら汚れを絡め取ります。奥まで入れないように注意しましょう。

ブラシを何度か洗いながら繰り返す

水洗いで汚れをとる

ブラシに黒い汚れがついてきたら、「取れている証拠」! 汚れを洗い落としつつ何度か繰り返します。汚れたまま使い続けると、かえって汚れが広がるので、面倒でもこまめに洗うのがコツです。

フローリングシートで仕上げ

フローリングシート

ファンファンが届きにくい箇所は、ウェットタイプのフローリングシートで仕上げを。

全てのパーツをつけて試運転

掃除後

掃除が終わったら、取り外したパーツを戻して試運転します。内部を乾かすことで、カビの再発をグッと防げます。エアコン掃除って「プロに頼まないと無理そう」と思いがちですが、目に見える部分だけでもしっかりケアすれば十分効果あり。ただし、根本的なニオイや効率の問題を解決するには、専門業者による内部清掃が必要です! 

【注意点】
・ファンに直接触れない
・ブラシをファン内部に挿入しない
・本格的な内部清掃は専門業者に依頼する

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著者

のん

のん

4人と2匹の6人家族のサラリーマン。妊娠中だった奥さんの代わりに掃除を始めると、元来持っていた凝り性が発動。キレイになっていくビフォアフに魅了され、家のあらゆる箇所を攻略。そのうち生活向上委員会<MEGAZINE>なる趣味全開のお掃除中心のVLOGサイトを開設し、自己満足を楽しんでいる。しかし家族から「人型の口うるさいルンバ」と言われている点だけは納得がいっていない。掃除以外にもサッカー、プラモデル、DIY、カメラと趣味が爆発中。

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