たった3秒の意識で変わる!シワや傷を予防する「洗濯ネット」の“正しい使い方3つ”

家のこと

2025.12.09

洗濯研究家の平島利恵です。どのご家庭にもある「洗濯ネット」。なんとなく使っていませんか? “とりあえず入れているだけ”だと、本来の効果が出ず、逆に衣類を傷めてしまうこともあります。でも大丈夫。たった3秒意識するだけで、仕上がりがぐっと変わります。

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3秒ルール1.「衣類と同じ大きさのネットを選ぶ」

入れすぎない

大きすぎるネットに入れると、中で衣類が動いてしまい、毛羽立ちやシワの原因になります。
逆に、小さすぎてもぎゅっと押し込むことになり、生地が傷むことも。

3秒で、衣類と同じくらいのサイズのネットを選ぶ。
これだけでネット本来の“保護力”がぐっと高まります。

3秒ルール2.「ファスナー引手をしまう」

引手をしまう

ファスナーの金具(引手)がむき出しのままだと、他の衣類に引っかかり、傷やほつれの原因に。
「洗濯後に他の服が傷んだ」「ネットから衣類が飛び出ていた」という原因の多くはこの引手が原因です。

3秒でチャックを閉めて、端のゴムに“引手をしまう”。
このひと手間で、ネットの中の衣類が守られます。

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3秒ルール3.「衣類は“畳んで”入れる」

畳んで入れる

くしゃっと丸めて入れると、洗濯ネットの中で衣類が動き、シワや擦れによる傷みの原因に。

3秒でサッと畳んでネットへ。
これだけで、洗い上がりのシワが見違えるほど違います。

汚れが気になる時は裏返して

汚れが気になる時は裏返す

洗濯ネットに入れると、洗浄力は下がります。
臭いが気になるものは裏返して、シミがあるものはシミが表にくるよう、畳んで入れましょう。

“なんとなく入れる”のではなく、正しく使うことで、デリケートな衣類が格段に綺麗に仕上がりますよ。

 

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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