穴を開けずに飾るためのポイント
絵やポスターを飾るときに気をつけたいのは、「壁を傷つけない」「作品を傷つけない」という2点です。
画びょうで開けた小さな穴は、日常の使い方でできる自然な傷として扱われることがありますが、両面テープのように粘着力が強いものは、壁紙を傷める可能性があるため、避けたほうが安心です。
そこで注目したいのが、軽い素材を活用しつつ、扱いやすいアイテムを組み合わせる方法です。
この方法のポイントさえ押さえれば、壁面インテリアをもっと自由に楽しめます。
必要なのは3つだけ!身近なアイテムでできる飾り方

壁に穴を開けない飾り方に使うのは、
- マスキングテープ
- クリップ
- マグネット
以上の3つだけです。
どれも手軽に手に入る上に、壁紙を傷つけにくいのが嬉しいポイントです。
やり方もシンプルで、壁に貼ったクリップを使って、マグネットで作品を挟むだけです。
マスキングテープは比較的はがしやすいため、賃貸でも使いやすいのが特徴です。
ただし、壁紙の種類や状態、使用期間によっては貼り跡やのり残りが発生する場合があります。
賃貸で使用する場合は、必ず目立たない場所で事前テストを行い、長期間の使用は避けてください。
1分でできる!簡単裏ワザの手順
1.作品を飾りたい位置に合わせ、四隅にくる部分へクリップをマスキングテープで貼り付けます。(筆者は今回ポストカードを飾りたいため、一カ所のみに貼っています。)

2.クリップの位置に合わせて、絵やポスターをマグネットで挟むだけです。

これだけで完成です。
穴が開かないのはもちろん、絵に直接テープを貼らないので作品も傷みません。
軽量の作品であればしっかり固定でき、片付けもスムーズです。
ただし、軽量の作品(製品に記載された保持荷重の範囲内)であれば一時的な固定が可能ですが、マスキングテープは本来短期間の養生用であり、長期間の使用では剥がれる可能性があります。使用する製品の保持荷重を必ず確認してください。
気軽に試せて、誰かに教えたくなる便利テク

説明を聞けば納得できるほどシンプルですが、実際に試すとその便利さに驚きます。
季節ごとのポスターを手軽に飾り替えたいときや、子どもの作品を掲示したいときにも便利です。
壁を傷つけないインテリア術として覚えておくと、暮らしの楽しみの幅がぐっと広がります。
ぜひ気軽に試して、家族や友人にもシェアしてみてくださいね。

