ゴロゴロしても心が軽くならない理由
「休んだはずなのに全然スッキリしない」と感じた経験はありませんか? 実は、ただ寝転がるだけでは、心も体も回復モードになりにくい場合があります。その理由の一つは、体は止まっていても脳はずっと動き続けているからです。家族の心配事や明日の準備、やらなきゃいけない仕事など、体を休めている間も頭の中だけフル稼働では、休んだ実感は得られません。
心が軽くなる正しい3つの休み方
心を軽くするためには「脳も休ませること」が大切です。ここからは、脳を休ませるためにできる3つの方法をご紹介します。
1.体を動かす
軽い運動は、心を緩めてくれる強い味方です。疲れている日は動くのも面倒に感じるかもしれません。そんなときこそ、少しだけ体を動かしてみましょう! ゆっくり肩を回すだけでも体がほぐれるので、気持ちが自然に前を向きやすくなりますよ。
2.静かに呼吸を整える
呼吸は、心のモヤモヤをリセットしてくれます。深く息を吸って、ゆっくり吐く。たったこれだけでも体の緊張が抜けて、心が穏やかになっていきます。忙しい状態が続くと呼吸が浅くなりやすいので、呼吸を整えて心に栄養をあげましょう。
3.自然や他者と関わる
外の空気を吸ったり、自然に触れたり、人と少し話すだけでも心は軽くなります。私も疲れた日は、子どもとコンビニまで歩くだけで、気持ちが軽くなるときがあります。無理せず、ほんの少し外に出るだけでもOKですよ。
心が軽くなる小さな3つの習慣づくり
心が軽くなる休み方を知ったけど、「そんな時間ない」と思った方もいるかもしれません。最後に、心を軽くする習慣もご紹介します。
1.スマホをオフにする
スマホは便利ですが、情報を見続けると、知らないうちに脳が疲れてしまうのです。私は、お風呂に入ったら朝までスマホを見ないと決めています。子どもとの時間や、自分を労る時間に使えるので、穏やかな気持ちで眠れるようになりました。
2.毎日5分だけ「何もしない時間」を作る
家事や仕事に追われていると「何もしない」のは難しく感じると思います。たった5分の「すべてを手放す」習慣が、心をちゃんと休めてくれるのです。自分が落ち着けるスペースで、目を閉じてぼーっとするだけでも気持ちが軽くなりますよ。
3.朝や夜に5分だけストレッチする
体をゆっくり伸ばすと、朝なら気分が前向きになりやすく、夜なら一日の疲れが抜けていきます。首や肩をゆっくり回すだけでも「私がんばりすぎていたな」と気づけるのも良いところ。1日5分だけ、自分にやさしくする時間をあげてみてください。
ゴロゴロしても心が軽くならない日は、心と体が頑張りすぎていると教えてくれているサインかもしれません。小さな行動や習慣を続けるほど、心は軽く柔らかくなっていきます。自分のペースでゆっくり整えていきましょう!







