知らなかった。冬に困る「ヒートテック」の“パチパチ静電気”対策3つ

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2025.12.16

冬の防寒対策として頼りになるユニクロの「ヒートテック」。暖かさは心地よいけれど、化学繊維ならではの“静電気”がちょっとしたストレスに。じつはこれ、少しの工夫で対策できます。ヒートテックの静電気を減らす、その方法とは……?

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対策その1.肌をしっかり保湿する

保湿をする出典:stock.adobe.com

冬に静電気が発生しやすいのは、空気が乾燥していることが原因のひとつです。おおむね気温20~25℃以下、湿度20~40%以下でおきやすくなります。
そのため、静電気を防止するには保湿が大事。お風呂上がりに保湿クリームをさっと塗るだけで、静電気はやわらぎます。特に、ヒートテックが直接触れる部分に潤いを与えてあげましょう。

対策その2.重ね着する服の素材を見直す

重ね着する服の素材を見直す出典:stock.adobe.com

静電気は、じつは重ね着した服の素材によっても発生しやすくなります。ヒートテックはポリエステル、アクリル、レーヨン、ポリウレタンを組み合わせた混紡素材です。こうしたヒートテックの繊維と、異なる性質を持つ(離れた帯電列にある)繊維の服を重ね着すると電気がたまりやすいのです。
特に避けたいのは、次の組み合わせ。

・ヒートテック×ウール
・ヒートテック×ナイロン

ヒートテックにウール素材のセーターを着たり、ナイロン製の上着を合わせたりすると帯電し、静電気が発生しやすくなります。

反対に、ヒートテックの上にポリエステル製のシャツやフリースを重ねるなど、同系統の化学繊維同士の組み合わせだと、静電気は比較的起こりにくいのでおすすめです。
また、綿は帯電しづらい素材です。綿の肌着を挟むなど、間に1枚入れておくと静電気を抑えられます。
冬はどうしても重ね着が増えますが、素材をちょっと意識するだけで静電気の悩みは減らせますよ。

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対策その3.柔軟剤を使う

柔軟剤で洗う出典:stock.adobe.com

洗濯のときに、柔軟剤を使用するのも静電気対策になります。柔軟剤の成分が繊維表面の電荷を中和し、静電気を空気中に逃がしやすくしてくれます。また、繊維表面が滑らかになることで摩擦も減り、静電気の発生自体も抑えられるのです。
わざわざ特別なものを買わなくても、いつもの柔軟剤でOK。香りが苦手なら無香料を選べば問題ありません。ヒートテックのような化学繊維は、ぜひ柔軟剤で仕上げてください。

対策をしてヒートテックの着心地を快適に

静電気はどうしようもないものと思いがちですが、保湿・素材・柔軟剤の3つを気にするだけで発生を抑えられます。
どれも今日からすぐ試せることばかり。ヒートテックの静電気対策をして、快適に防寒しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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