夫が家事が得意で「引け目」を感じる……
夫が料理や掃除が得意で、そのことに対してどこか引け目を感じてしまっている。そんな話を聞きました。 ママ友に話せば、ただうらやましがられるだけだし、いまの時代、夫のほうが家事が得意でもべつに構わないはずなのに。
この引け目がどこから来るのか、話を聞いていくと、その理由は「女性なのに、夫より家事が苦手」ということへの、根深い思い込みがあるようでした。 また、「うちは、俺がご飯作ってるんだよ」という話が保護者同士が集まる場などで出ると、いたたまれない気持ちになってしまうとのことでした。
夫ができる=妻はできない!?
この話を聞いていて感じたのは「夫ができる」と反比例するように「妻はできない」と思われてるんじゃないか、という心配でした。 本来、夫ができることと、妻が苦手であることに関係はありません。もし妻が8点なのだとしたら、夫が10点だろうと3点だろうと、妻の点数は上がりも下がりもしないはずです。 それなのに「夫ができる」と言われると「妻はできない」と言われているように感じてしまっていたのです。
頭ではわかっていても……
いまは「男女平等」が大切だと言われる時代です。 頭ではわかっているし、そうあるべき、と思ってもいる。ですが、まだどこかで「家事育児は女性の方が、得意」だと思いこんでしまっている。 これは、男性も女性も、どちらも思っているでしょう。また、現実を見ても家事育児の多くは女性が担っていることも、その思い込みを裏付けてしまっているかのようです。
それでは、この「引け目」どうやったら解消することができるでしょうか? ポイントは2つです。
1.夫のスキルと自分のスキルは関係ない
まず最初に大事なのは、夫が家事を褒められたとしても、妻の家事の評価が低く見られたわけではない、というのをしっかり意識すること。 この思い込みがあると、夫が褒められる度に「でも、予算のこと考えてないし、作りながら洗うってことができないんだよね」というように、課題点ばかりに目が向いてしまいます。
そうなると、自分の中でも夫のダメなところに意識が向いてしまうし、夫も面白くない。それに「ああ、そんなところまで気がついて、やっぱり妻さんのほうが家事上手なんだな」と、妻の家事評価が上がる……なんてこともありません。つまり、誰にとってもいいことがない。
むしろ「夫の作る鯖の味噌煮は絶品!」など、具体的な例を上げることで、夫も「鯖の味噌煮よろこんでもらえてたんだな!」と嬉しい気持ちになるでしょう。
2.比べるのではなく、協力し合う
引け目を感じてしまうのは、自分ができてない、と思ってしまっているから。 夫のほうが家事が得意だったとしても、まったく何も家事をしていない、ということはないのではないでしょうか。 いま、家庭が回っているのは、夫婦お互いに協力し合っているからです。
夫が料理が得意なら、それはありがたいスキルです。それを夫婦で比べる必要はありません。 お互いの持っている「時間」や「スキル」。これをいかに活用して、協力し合いながら家庭を回すか。 大事なのは、そこなのです。
比べるのではなく、協力し合う。 そして、お互いが、お互いのおかげだね、としっかり労い合う。 そうすれば、引け目を感じることもなくなるはずです。





