「シール交換」で大切にしたいこと。令和の小学生から「自分軸」を学ぶ【書いてみるとちょっといい】

家族・人間関係

2026.05.27 更新

書くことが、毎日続かなくても。何を書いたらいいかわからなくても。 それでも、お気に入りの手帳やノートを開いてみると、 さまざまな「役割」で走り続けている自分が、ひとつにもどる感覚を覚える。 書くことは、ココロのチューニング。昨日のご飯、今日のお天気、明日の予定……毎日じゃなくても、書いてみるとちょっといいかも。 そんな気持ちから、細々と続けているのが「手帳カフェ」という小さなイベント。 参加費無料、出入り自由。小学生から70代まで、それぞれが自分の手帳を持ち寄り、ゆるやかに時間を過ごしている。 今回は、そんな「手帳カフェ」の、とある1日を切り取ってご紹介。シール交換を通じて小学生の女の子に「自分軸」の保ち方の秘訣を教わり、ハッとした。

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今日はワンコインカレーで

カレー

この日は、社会福祉法人のぞみ福祉会さんが運営する喫茶店「ブルーリボン」の一角をお借りした。
参加者には、ワンオーダーをお願いしているのだけれど、この日の主役はワンコインのスパイスカレー。フレッシュなサラダも付いてくる。

サラダ

やさしい味に、自然と会話もほどけていく。心にもおなかにもお財布にも至福のランチタイムを楽しみながら、「手帳カフェ」はスタートした。

「手帳カフェ」で伝えていること

手帳選び

「で、何をする会なんですか?」とよく聞かれる。
特別なプログラムはないけれど、「自分を知る」ための工夫や仕掛けは毎回日替わりで準備している。

あとはただ、それぞれの暮らしに合った手帳を開いて、ゆるやかに自分と向き合う時間を持つ。
予定やタスク、頭の中のあれこれを「見える化」することで、考えることや覚えておくことを少し手放す。

そんななかで、私が大切にしているのはひとつだけ。
「安心して、自分のことを話せる空気をつくること」。

いつもの他愛のない「手帳カフェ」で出会ったのが、小学生の女の子だった。

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令和の小学生から学ぶ「自分軸」

おしりシール

お店のスタッフさんのお嬢さんで、シール帳を見せながら学校の話をしてくれる。
ふと「交換したくないシールってあるの?」と聞いてみたら、
「うん、あるよ。『これはダメ』って言ってる」と、きっぱり。

その言葉に、思わず「いいね」と、みんなが笑顔になって、拍手が起こった。

「手帳カフェ」で共有しているのは、「自分を大切にしよう」ということ。
それを、こんなにも自然に実践している姿に出会い、ハッとした。

つい「他人を優先しなさい」と自己犠牲を強いられてきた世代にとっては流行のシール交換は、少し心配になる気持ちもあったけれど、令和の小学生はしっかり自分の軸を持っている。頼もしいなあ、としみじみ思う。

「しっかりしてるね」ではなく、
「かっこいいね。大切なものを守れるっていいね」と伝えると、少し照れたように笑っていた。

「好き」でつながる、同じ目線

コバトパン

そのあと、NOLTY×コバトパン工場のノートを囲んで、「かわいい!」「紙がツルツル!」とみんなで盛り上がる。世代が違っても、「好き」の温度は同じらしい。

手帳や文具という小さな共通点から、思いがけない気づきをもらう。そんな時間が心地いい。

また、次の季節に……

手帳

我ながら楽しい遊びを生み出したものだ……と、時々ひとりでニヤリとしてしまう、そんな「手帳カフェ」も気が付けば、今シーズンはもう終わり。

来年の手帳が発売されるシーズンインは8月。スパイスカレーがぴったりな真夏日からのスタートとなりそうだ。

■協力
のぞみ福祉会「ブルーリボン」:https://nozomi-fukushikai.jp/pages/20/
NOLTY×コバトパン工場:https://nolty.jp/cobato/

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著者

みやむらけいこ

みやむらけいこ

ライター・インタビュアー歴20年以上。媒体を問わず取材執筆を行う。現在では自身の主食「チョコレート」や時間やタスク管理だけではなくココロを整える「手帳」、軽やかに生きるための「自分と向き合う方法」、シゴデキ女子や店舗の「密着取材」などをライフワークとして行う。

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