勘違いしてた…。毎日洗っているのに‟服が黒ずむ”3つの落とし穴

掃除・暮らし

2026.05.22

洗濯研究家の平島 利恵です。毎日ちゃんと洗濯しているのに、白い服がだんだん黒ずんだり、くすんだり……。そんな経験はありませんか? 特に「ドラム式洗濯機に変えてから気になるようになった」というご相談もよくいただきます。実はこの原因は、洗い方にあるかもしれません。今回は、知らずにやりがちな「洗濯物が黒ずむNG行動」を3つご紹介します。

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NG1:詰め込み洗い

洗濯機への詰め込みすぎはNG

「まとめて洗った方が効率的」と思って、洗濯機がパンパンになるほど詰め込んでいませんか?
実はこの行動が、黒ずみの大きな原因になってしまいます。洗濯物が多すぎると、衣類に汚れや洗剤が残りやすく、黒ずみやくすみとなってしまうんです。
特にドラム式洗濯機は縦型に比べて使う水の量が少ないため、詰め込み洗いの影響を受けやすいという特徴があります。洗濯機メーカーも取扱説明書で「衣類を入れすぎないように」と注意喚起しています。

適量の目安

  • 縦型:洗濯槽の7〜8割
  • ドラム式:ドラムの5〜7割

「ちょっと少ないかな?」くらいが、清潔に洗うためにはちょうどいい量です。

NG2:色柄物と白物を一緒に洗う

色物と白物を一緒に洗う

「時間がないから」と、色柄物と白い服を一緒に洗っていませんか? 一度に洗ってしまうとラクですが、これも黒ずみの原因に。色柄物から出た染料が、少しずつ白い服に移っていきます。
1回の洗濯では気づかなくても、繰り返すうちにだんだん黒ずんで見えるようになります。できるだけ白物は黒物と分けて洗うのがおすすめです。

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NG3:蛍光剤入り洗剤を使い続ける

蛍光剤に注意出典:stock.adobe.com

市販の洗剤には、「蛍光増白剤(蛍光剤)」が入っているものが多くあります。蛍光剤は、紫外線を吸収して青い光を出し、衣類を白く見せる働きがあります。
白いワイシャツやタオルには効果的ですが、使い続けると蛍光剤が衣類に蓄積していきます。すると、太陽の下では白く見えるのに、家の中の照明(LED)では、くすんで見えることがあるんです。

蛍光剤入り洗剤を避けた方がいい衣類

  • きなりの衣類
  • パステルカラーの衣類
  • 風合いを大切にしたい天然素材

洗濯表示に「蛍光剤不可」と書かれているものには使用を控えましょう。お手持ちの洗剤の成分表示に「蛍光増白剤」「蛍光剤」と書いてあるかどうかも、一度確認してみてください。

蓄積汚れの黒ずみはリセット

原因1の「詰め込み洗いが原因で蓄積した汚れ」は、つけ置き洗いで落とせます。
方法は、40℃のお湯に粉末洗剤をよく溶かして、30分〜1時間おいておきます。その後、洗濯機で洗います。「お湯×アルカリ性粉末洗剤」でつけ置きすることで、蓄積汚れが溶け出してきます。

実際に白いブラトップをつけ置き洗いすると、こんなに汚れが出てきました。

白いブラトップから出た蓄積汚れ

特に肌に触れる下着やタオル・シーツは汚れが蓄積しやすいアイテムです。

ただし、原因2の色移りや原因3の蛍光剤の蓄積は、つけ置きでは落とせません。だからこそ、予防や使い分けがとても大切です。

毎日の洗濯を見直してみて

服の黒ずみ・くすみの原因は、意外と「毎日の習慣」に隠れています。

  • 洗濯機に詰め込みすぎていないか
  • 色柄物と白物を分けているか
  • 蛍光剤入り洗剤を使いすぎていないか

この3つのポイントを中心に、洗濯の仕方を見直してみてくださいね。

くすんだ服のリセット方法はこちらの動画もご覧ください。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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