洗濯しても残っていた“菌が再繁殖”する!?「スポーツウェア」の臭いを防ぐ【正しい洗濯術】

掃除・暮らし

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2026.08.06

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。ジムやウォーキングで着る「スポーツウェア」が、洗ったばかりなのに、少し汗ばんだだけでなんだか臭う……。そんな経験はありませんか? 今回は、ウェアのニオイ対策のポイントや具体的な方法をご紹介します。

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汗に濡れると服が臭うのはなぜ?

洗ったばかりなのに、汗をかくと臭う……。その原因は、繊維に残った汚れや菌です。
汗で湿り、体温で温度が上がることで、残っていた菌が再繁殖します。それがニオイの正体なんです。

スポーツウェアは、構造上ニオイが残りやすい

スポーツウェアは臭いが残りやすい出典:stock.adobe.com

スポーツウェアに多い化学繊維は、汚れやニオイが残りやすい構造になっています。しかも、速乾素材はすぐ乾くため、汗をかいても不快感が少なく、そのまま着続けられますよね。
綿なら「気持ち悪い」と着替えるところを、速乾だから着続けてしまう。その結果、ウェアは思っているよりたくさんの汗を吸っているんです。

まずは「すすぎ」を見直す

すすぎの回数を増やす

ウェアのニオイ対策として、洗剤や柔軟剤を変える前に、まずは基本を見直しましょう。

「すすぎを制する者は、洗濯を制す」

これは、私がよくお伝えしている言葉です。それくらいニオイ対策において、すすぎが大切なんです。

見直しポイント

  • 洗濯槽はきれいですか?(汚れた槽で洗っても、ニオイは改善できません)
  • すすぎは2回以上に設定していますか?
  • 洗濯物を詰め込みすぎていませんか?

こうしたポイントを意識するだけで、洗い上がりは改善します。

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段階を踏んでニオイ対策

それでもニオイが気になる場合は、段階を踏んでみてください。

ステップ1: 洗濯槽をきれいにする+すすぎを増やす

ステップ2: 洗剤をアルカリ性の粉末洗剤に変えてみる(汗は酸性なので中和できる)

ステップ3: それでもダメなら、つけ置き洗い

つけ置きは「最終手段」として

つけ置き洗い

吸湿速乾などの機能素材は、つけ置き洗いしない方がいい場合もあります。機能が劣化したり、生地を傷めたりするリスクがあるからです。

でも、毎回ニオイが気になると不快ですよね。

服を守るか、汚れを落とすか。

それは使う方の判断です。洗濯表示に反しても、清潔さを優先したい場合は、つけ置き洗いも選択肢のひとつ。ただし、色落ちや生地の傷みが起きる可能性があることは、理解しておいてくださいね。

つけ置きする場合のやり方

40℃のお湯にアルカリ性粉末洗剤を溶かし、30分〜2時間ほどつけ置きしたあと、いつも通り洗濯機で洗います。
一度で取りきれない場合は、何度か「つけ置き→洗濯」を繰り返してみてください。

ニオイを防ぐ、普段の習慣

放置NG出典:stock.adobe.com

  • 脱いだら放置しない(湿ったままの時間が長いほど菌が増えます)
  • すぐ洗えないときは、ハンガーにかけて乾かしておく
  • 洗濯槽を定期的に掃除する

また、ウェアに汗を吸わせないように、インナーを着るのもおすすめです。

「このウェア、もう寿命かな」と買い替える前に、ぜひ一度自宅でできるニオイ対策を試してみてください。

▼動画でスポーツウェアの洗い方を見る

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

洗濯研究家

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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