洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵が伝える。肌にやさしい【洗濯習慣3つ】

掃除・暮らし

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2026.09.23

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。「肌が弱いので、洗剤を変えたい」「どの洗剤が肌にいいですか?」というご相談をよくいただきます。私の子どもも肌が弱かったので、お気持ちはよくわかります。肌にとって、少しでもよいものを選びたいと思うのは当たり前ですよね。

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成分が気になるのは、当然のことです

洗剤の成分が気になるのは当然

SNSを見ていると、洗濯洗剤についてさまざまな情報が流れてきますよね。肌のトラブルを経験していたり、赤ちゃんを育てていたりすれば、そうした情報に敏感になるのはとても自然なこと。ご家族のために「何がいいんだろう」と調べるのは、相手を大切に思っている証拠だと思います。

だからこそ、洗剤を選ぶ前に、まず知っておいてほしいことがあります。

洗濯洗剤が洗うのは「肌」ではなく「衣類」

洗濯は、"衣類"を清潔にするために行いますよね。つまり洗濯洗剤は、肌を洗うものではなく、衣類についた汚れを洗うものです。

衣類についた汚れ

衣類には、汗や皮脂などの汚れが日々つきます。落としきれなかった汚れは、次に着るときにも衣類に残り続けます。汚れが残った不衛生な状態は、黄ばみやニオイ、雑菌が発生する原因にもなります。

だから、清潔な衣類を身につけること。これも「肌へのやさしさのひとつ」だと私は考えています。

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見直してみてほしい3つの習慣

習慣1:「マイルドすぎる洗剤」を選んでしまう

敏感肌の方ほどマイルドな洗剤を選びがちですが、実はそれが常に正解とは限りません。しっかり汚れを落とすには、一定の洗浄力が必要です。

でも、「界面活性剤って肌に悪いんじゃ……」「洗浄力が高いと肌への刺激が強くて不安」と思うかもしれません。実は、肌にやさしいイメージのある石けんも、界面活性剤のひとつ。界面活性剤とは、水と油をなじませて汚れを落とす成分の総称で、怖い成分ではありません。

石けんも界面活性剤の一種出典:stock.adobe.com

そして、私たちプロからすると、洗濯洗剤の成分は「衣類に残さない」が前提なんです。残った汚れではなく、残った成分を心配されるのは、実は少し不思議な感覚です。汚れも洗剤成分も、衣類に残さないためにどう洗うか。それを考えてほしいんです。

習慣2:すすぎが1回になっている

「洗濯」という字は、「洗って、すすぐ」と書きます。洗うだけではなく、「すすぎ」が、じつはとても重要なんです。

すすぎは2回以上に

すすぎが足りないと、洗剤も汚れも衣類に残ったまま。すすぎ1回の設定にしている方は、まず2回に変更してみましょう。肌トラブルで悩んでいる方は3回に。私の経験として、それだけで「変わった」と感じる方はとても多いです。

習慣3:洗濯槽のお手入れをしていない

洗濯槽の汚れが肌には悪影響を

洗濯槽の裏側には、洗剤の残りや汚れが蓄積し、カビや雑菌が繁殖します。衣類をどれだけ丁寧に洗っても、洗濯槽が汚れていては清潔な洗い上がりにはなりません。

月に1回程度、定期的にお手入れするのがおすすめです。

「お肌にやさしい」にはいろいろある

肌のために低刺激な洗剤を選ぶのも大切な方法ですが、「衣類を清潔に洗うこと」もまた肌を守るアプローチです。

「この洗剤のせいかな?」と思ったとき、洗剤を変える前に、まず洗い方を見直してみてください。今日お伝えしたことを、少しでも取り入れていただけたらうれしいです。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

洗濯研究家

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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