決定的な違いは「洗濯機の動き」
洗濯機は、水流の力と洗濯槽の動きで汚れを落としています。
標準コースは、洗濯槽をしっかり動かしてパワフルに汚れを落とす設計。脱水も長めです。
一方のおしゃれ着コースは、洗濯槽の動きを抑えて、やさしく押し洗いするように洗います。ドラム式だと、ほとんど動いていないように見えるくらいです。水流を弱くしているだけではなく、洗濯機の動き自体が違うんです。
その洗い方、服を傷めてるかも?
NG1: ニットを標準コースで洗っている
ウールといった毛織物は、水に濡れると繊維の表面が開き、絡まりやすくなります。このときに洗濯機の強い水流で洗ってしまうと、繊維同士が絡み合って縮んだり、硬くなってフェルト化したりします。
おしゃれ着コースならやさしく洗えるので、縮み・傷みを防げます。
NG2:ブラウスを標準コースで洗っている
ブラウスやシャツのシワは、詰め込みすぎと脱水のしすぎが大きな原因です。詰め込まれた状態で強く脱水すると、シワシワの状態で固定されてしまいます。
脱水がゆるやかな「おしゃれ着コース」を使い、さらに一度に洗う量を減らして洗い分けることで、シワを大幅に減らせます。少し手間には感じますが、その分アイロンがけなどの後処理がぐっとラクになりますよ。
NG3:洗濯表示を見ていない
とはいえ、おしゃれ着コースなら何でも洗えるわけではありません。
洗濯表示の桶マークに×がついていたら、それは家では洗えない服。気づかずに洗ってしまうケースもありますので、服を買うときに桶マークに×がないか確認しておくと安心です。
どっちのコースで洗う? 使い分けの目安
おしゃれ着コースで洗いたい服

- ニット・セーター
- ブラウス・シャツ(薄手のもの)
- ワンピース
- レース・刺繍がついた服
- 洗濯表示に下線があるもの(下線1本は、弱い洗濯処理が適したものを表す)
これらの服は、おしゃれ着コースを選択したうえ、「おしゃれ着用洗剤」で洗うのがおすすめです。
標準コースでしっかり洗いたい服

- タオル
- 下着・肌着
- 靴下
- Tシャツ(普段着)
- 子どもの体操着・運動着
コース選びで服の寿命が変わる
洗濯コースを適切なものに変えるだけで、服の持ちが変わります。お気に入りの服をきれいに長く着るために、今日から意識してみてくださいね。
洗濯機のおすすめコースの選び方はこちらの動画もご覧ください。

