おしゃれ着洗剤の洗濯“4つの間違い”「いつものコースで洗ってた…」

掃除・暮らし

2026.09.20

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。朝晩が涼しくなり、カーディガンやニットなどのおしゃれ着を着る機会が増えてきましたね。そうしたおしゃれ着を洗うとき、「専用洗剤を使っているから大丈夫」と思っていませんか? 実は洗剤の使い方や洗濯方法自体を間違えると、せっかくの衣類を傷めてしまうこともあります。

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おしゃれ着洗剤は「衣類を守る」洗剤

おしゃれ着洗剤の特長

おしゃれ着洗剤は、普段使いの洗剤に比べて洗浄力がマイルドです。そのぶん、ニットやブラウスなどの風合いや形を守りながら洗うことを重視して作られています。
つまり、普段着用の洗剤とは役割が違うんです。

間違い1:汚れた服もおしゃれ着洗剤で洗う

汚れた服も洗う

おしゃれ着洗剤は洗浄力がマイルドなため、汗や皮脂がたっぷりついた服や、襟・袖の黒ずみ、食べこぼしなど、頑固な汚れには基本的には向きません。「衣類にやさしそうだから、とにかくおしゃれ着洗剤で……」と考えるのではなく、汚れの程度を見て洗剤を選ぶことが大切です。

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間違い2:洗剤だけ替えて、いつものコースで洗う

いつものコースで洗うのはNG

おしゃれ着洗剤を使って、普通コースで洗っていませんか? おしゃれ着を洗うときは、洗剤だけでなく洗い方にも注意が必要です。

洗濯機なら、おしゃれ着コースや手洗いコースなどの弱い水流で。手洗いの場合は、強く絞らず、タオルで包んで水分を移し取るようにしましょう。

間違い3:水に浸けて長い時間洗う

長時間水に浸ける

ニットやウール、レーヨンなどは、水に長く浸すことで型崩れや縮みにつながる場合があります。
おしゃれ着を洗うときは、なるべく水に濡れている時間を短くし、短時間でやさしく洗うのが基本です。また、ゴシゴシ擦り洗いをするのもNGです。

間違い4:すすぎを回数多く行う

私は普段、洗濯では「すすぎが大切」とお伝えしています。ただし、おしゃれ着の洗濯は別です。
おしゃれ着洗剤は、柔軟成分等を定着させる前提で設計されており、すすぎ1回を推奨しているものがほとんどです。これを守って洗うことで、おしゃれ着洗剤本来の洗い上がりを実感できます。

秋冬服は「守る」洗濯が大切

お気に入りの服は、できるだけ長くきれいに着たいですよね。そのためには、汚れを落とすことだけでなく、衣類を傷めずに洗うことも大切です。

おしゃれ着洗剤は、“守りながら洗うための洗剤”です。秋冬服を出し始める今の時期に、一度洗剤の使い方や洗い方を見直してみてくださいね。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

洗濯研究家

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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