5. バナナスピルリナパンケーキ
子どもの大好きなパンケーキにスピルリナパウダーを混ぜたお手軽レシピです。スーパーフードとして注目されているスピルリナには、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維、たんぱく質、亜鉛、銅など、豊富な栄養素が含まれています。パウダー状のものであれば、パンケーキやスムージーに手軽に取り入れられます。バナナにもたんぱく質、ビタミンB群、ミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれています。手づかみでも食べやすく、小さい子どもにも最適です。
○材料(作りやすい分量)
バナナ:1/2本
小麦粉(全粒粉でも):大さじ2
アルミフリーベーキングパウダー:小さじ1/4
牛乳(またはアーモンドミルク、豆乳でも):大さじ2~3
スピルリナパウダー:適量
○作り方
(1)バナナをフォークで潰し、そこに残りの材料を加えて混ぜる。
(2)フライパンに油かバター(分量外)をしき、両面を焼く。
6. フリーズドライの果物、野菜
ドライフルーツと違って、フリーズドライは果物や野菜に含まれる水分を凍らせそのまま乾燥させて仕上げる製法なので、材料が果物、野菜のみ。栄養成分そのままで、長期保存も可能、小さい子どもにも食べやすいおやつです。形が崩れやすいので、タッパーやおやつケースにいれてあげると安心です。
フリーズドライ
7.玄米麹チョコ
玄米、ひえ、麹、ココア、カカオ、キャロブのシンプルな材料から作られた玄米麹チョコは、砂糖不使用でも麹の甘みがおいしいチョコレート。低カロリーで栄養もとれる優れものです。
トーストに塗ったり、牛乳や豆乳で割ってホットチョコレートにしたり、凍らせてアイスにしたり。これなら子どもにも安心してあげられます。
https://item.rakuten.co.jp/yuwaeru/250/
子どもにおやつを与える目的は食事で足りない栄養を補うことなので、砂糖たっぷりの甘いお菓子をあげる必要はありません。
今回ご紹介したおやつはどれも体に優しく、さらに大人が食べてもおいしいものばかり。子どもと一緒におやつを楽しめて、自分も健康になれたら一石二鳥ですよね。
誤飲やしっかり噛めているのかなどに注意しながら、親子で虫歯ゼロの健康な体を目指しましょう。
文/澤田史子(歯科医師。ブリティッシュコロンビア大学歯学部勤務後、愛知学院大学 高齢者歯科学 非常勤助教を勤める)
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