なぜ、湯のみ茶碗を使うとホクホクになるのか?
かぼちゃを煮ている鍋に湯のみ茶碗を投入するという、意外な方法をご紹介しましたが、なぜこの方法だとかぼちゃがべちゃべちゃにならないのでしょうか?
鍋のフタを開けたまま観察していればわかりますが、火を止めると湯のみ茶碗の中に煮汁が吸い込まれていきます。
これが、ホクホクに仕上がるカギです。
空気は温まると膨張し、冷えると収縮するので、煮ている間には湯のみの中の空気が膨張しています。
このあと、火をとめると、温度が下がり、中の空気が収縮。
湯のみ茶碗の中の気圧が低くなり、同時に周囲にある余分な煮汁を吸い込んでいくのです。
余分な煮汁がなくなるので、かぼちゃが水っぽくならず、ホクホクの仕上がりになるのです。
動画で手順を確認できます
水っぽい煮崩れしやすいかぼちゃにはもうサヨナラ!
ホクホクでおいしいかぼちゃの煮物を作ってみてください。
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