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女性が子育てか仕事かを「選ぶ」のはおかしい!両方選択する社会に

私がArrowArrowという女性の就労支援を行うNPOを作ったきっかけになったのは就職活動中の親友の一言でした。第一志望の会社に内定をもらった彼女は「子育てと仕事の両立ができなさそうだから」と辞退。それを聞いて「わからない未来のためになんで今の夢を諦めるんだ!」とブチギレた私は彼女と大げんか。でも、その彼女の一言が、子育て「か」仕事「か」選ばざるを得ない社会課題と向き合う原体験となり、子育て「も」仕事「も」選べる社会を創りたいと思うようになりました。

ArrowArrowが実現したい社会とは

ArrowArrowは、「子育てや介護等の理由に左右されない選択し溢れる社会の創造」をビジョンに掲げて、中小企業向けの産育休取得コンサルティングを実施したり、子育て期の女性の再就職支援事業「ママインターン」などを実施しているNPO法人です。2010年に創業しましたが、去年、代表理事を譲渡しているので今はファウンダーという形で事業の展開を見守っています。そして今、まさに新たな目標に向けて挑戦中です。その話はまた次回に。

最初に述べた通り、この連載で皆さんにお伝えしたいのは「選択肢を増やすためのお手伝いをしたい」ということです。人よりはいろいろな経験をしているだけあって、人よりもたくさんの失敗や葛藤をしてきた自負があるので(笑)「こいつがやれるならやれそう」って思ってもらえるかもしれませんし、試行錯誤してきた経験が誰かの「やってみよう」につながるなら、こんなに嬉しいことはありません。

堀江由香里:ArrowArrowファウンダー 共同代表/理事
ArrowArrow:http://arrowarrow.org/

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著者

堀江由香里

堀江由香里

人材業界のベンチャー企業にて新卒採用や内定者・新入社員研修などを担当後、2008年にNPO法人フローレンスに転職。事業部長などを経て「子育てや介護などの理由に左右されずに働くことができる社会」を創るべく、2010年にNPO法人ArrowArrow設立。

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