お片付けの悩みは世界共通!
こんまりさんは2014年の結婚後、生活の拠点をアメリカにうつして、Netflixでリアリティショー『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』をスタートしました。アメリカ各地の片づけられない悩みを抱える家族のもとを訪ねて、こんまり流のお片付けメソッドを伝授するこの番組は「お片付けの参考になる!」と大評判です。
ハリウッド映画を観ていると、アメリカの家は広く、いつもクリーンでインテリア雑誌に登場するような家ばかりと思いがちですが、あれはフィクション。現実は、私たちと同じように「けっこう散らかった家に住んでいるんだ」というのが『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』を見るとわかります。
片付けられない理由は、それぞれの家庭で全く異なり、住居の広さの違い、生活環境の違い、家族構成の違いなどさまざま。この番組は、お片付けに悩む家庭をピックアップしていきますが、各話ごとに異なるパターンのご家庭をこんまりさんが訪問するので、視聴者と同じ悩みを抱える家庭が登場する可能性も! だから共感度が高いのです。
パターン1:思い出が多くて物に溢れた家
ある老夫婦の家は、1歩家に入ると物に溢れかえっていました。子どもたちの成長と共に物が増えていき、それぞれに思い出がつまっていて、子どもは自立して夫婦ふたり暮らしになっているのに捨てられないのです。
この夫婦はこんまりメソッド「片付ける際は、アイテムごとに一か所に全部出して、“ときめく、ときめかない”と選択し、捨てるものには感謝の言葉をかける」を実践。
家の中に積みあがった洋服やさまざまな品々を、家族の出来事を思い出しながら選別していきます。洋服やグッズの手に取りながら、人生を振り返っていくご夫婦の姿にはちょっと感動も。
パターン2:片付け方がわからない家族
ある5人家族は引っ越してきたばかり。前の家より狭くなり、なおかつ、パパと子どもたちはなんでもママに頼りっぱなし。仕事しながら全面的に頼られ、片付けもままならないと悩むママ。そこでこんまりさんは「家族それぞれが自分の片付けができるように」と、全員集めて片付けメソッドを伝授します。
子どもたちは自分の持ち物をすべて出して「これはときめくけど、こっちはときめかないな」などといいながら仕分けしていきます。最終的には大満足の家に生まれ変わりました!
「家族みんなが片付け方を知らなかったから、どうしていいのかわからず散らかっていた」
とママ。片づけられた子ども部屋を見たママは「あの子たちが自分で!」と大感動していました。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。