「コロナ疲れ」していませんか?
外出自粛生活が長くなり、子どもも大人もコロナ疲れしている方が多いかと思います。今までに体験したことの無いような生活が続き、ストレスが溜まったり、気持ちが不安定になってしまっている子ども達も多いのではないでしょうか。
筆者には、6歳、4歳、3歳の子どもがいます。
子ども達は、公園で遊ぶこともできず、お休みの日にもどこにも外出せず、買い物も一緒にいけず、外食もせず……
子ども達の口からでるセリフは「今はコロナだからしょうがないんだよね。うつったら大変なんだよね」といつも言っています。テレビなどで流れる新型コロナウイルスの情報も少なからず目や耳から入ってきて、子どもなりに理解しようとしているようです。だからといって、大人でもつらいこの自粛生活の中で、コロナ疲れをしているのは、子どもも一緒です。
実際に、子ども達の様子を見ていると、テレビのチャンネルをめぐって兄弟げんかをしたり、怒ったときの言葉がきつい言葉使いになっていたりしています。
おそらく自粛生活が長く続いているため、母である筆者自身もきつい言葉使いになっているのかもしれません。その影響が子ども達にもきてしまっているのかもと反省する毎日です。大人は、子どもに比べてストレス発散の方法があります。でも子ども達は、限られた空間の中でなかなかストレス発散する方法がないというのが実情です。そこで、子ども達にある質問をしてみました。
コロナが落ち着いたらやりたいことはある?
筆者は子ども達に、新型コロナウイルスが落ち着いたらやりたいことがあるのかどうか、質問してみました。
「コロナが落ち着いたら、やりたいことある?」
筆者と子ども達との日々の会話の中で、「お外に出かけられるようになったら〇〇やりたいね! 〇〇食べたいね! 」といろいろな話をしてくれました。でもやはり子ども達も自分が心に思っていることをすべては出していないような気がしていました。どこかで親に気を使っているのかなとも感じていました。
そこで、子ども達に「コロナが落ち着いたらやりたいことを紙に書いてみたら?」と伝えたところ、文字が書ける4歳と6歳の子ども達は、自分たちの言葉で「コロナが落ち着いたらやりたい10のこと」をランキング形式で書き始めました。
子ども達からでた「コロナが落ち着いたらやりたい10のこと」とは?
今回紙に好きなように書いていいよと伝えたところ、目を輝かして【コロナが落ち着いたらやりたい10のこと】を書き始めました。
文字を書くことが難しいときは手伝ってあげたり、名前がわからなったらフォローしてあげたりと筆者も少しお手伝いはしましたが、やりたい順番をつけたり、書き方だったりはすべて自由にさせてみたところ、あっという間に10個書き終えました。
そのリストに挙げられた内容を見ていってみると、驚きました。
無茶苦茶な内容を書いてくるのかと思ったのですが、子ども達からでてきたやりたいこととは、今まで自粛生活の前に家族で行ったり食べたりしたような日常で行っていたたわいもないことがほとんどだったんです。
6歳の子どもは、海で貝殻探しをやりたい。
4歳の子どもは、ボールプール(USランド)に行きたい。
3歳の子どもは、今回文字が書けなかったので口頭で聞いてみたところ公園に行きたいとのことでした。
今回子ども達に【コロナが落ち着いたらやりたい10のこと】を聞いてみた結果、我が家の結論としては、今まで家族で普通に行っていたことをやりたいということでした。
なんだこんなことなのかと筆者は最初思いましたが、でも子ども達にとってはとても大切な希望なんだということも認識できました。
まだしばらく外出自粛が続き、子ども達がやりたい順番で希望を叶えてあげられるかどうかは難しいところではありますが、でも時間をかけてでも全部叶えてあげたいと思いました。
親としても、それがコロナが落ち着いたらやりたいことの1つに、「子ども達の夢を叶えてあげる」という項目を追加することができました。
このように子ども達にやりたいことを聞いたからといって、すべてを叶えられるわけではありません。でも、子ども達が大人に直接言えないようなやりたいことも、紙に書くならできるかもしれません。
外出自粛が緩和されて、できることができてきたら、1つずつでも叶えてあげたいなと筆者は考えています。
落ち着いた生活が戻るまで、子ども達と乗り越えていきたいと思います。
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