家の中の熱は70％が窓から
部屋が暑くなるのは、外からの熱が部屋の中に入ってくるから。それじゃ、熱はどこから入ってくるのかというと約70％が窓からという調査があります。（※建築環境省エネルギー機構）
とくに南向きに明るく設置されたリビングの窓などは光が差し込むのと合わせて熱も入り込んでくるのです。
つまり、家の中の熱対策はまず”窓まわり”からがなにより効果的。
この窓から熱が入ってこないようにするだけで、家の中の暑さが全然違うのです。
遮熱カーテンでエアコン効率がめちゃくちゃ上がる！
窓まわり対策の第一は、遮熱カーテン。
遮熱カーテンを使うことでどのくらい家が涼しくなるのか。詳しい数値はメーカーによって様々なのでぜひカーテンを選ぶときに見てほしいのですが、個人的な感想としては遮熱カーテンなしの生活なんてもう考えられません。
朝の涼しさが、昼すぎまで維持できてしまうような感覚。遮熱カーテンを使っていなかったときは午前中にはもうエアコンなしではいられなかったことを考えると雲泥の差です。
カーテン選びのとき、何よりも重視しているのは色柄のことではありませんか？ 部屋の印象を決める大きな面積をしめるカーテンですからそれは当然のことです。
しかし、遮光カーテンにするだけ、とってもエコなんです。とはいえやはり機能的でデザインも予算も合うカーテンに巡り合えない……そんなときは試してみてほしい遮熱カーテンの上手な活用方法をお伝えします。
好みのデザインの遮熱カーテンが見つからない……そんなときは
①ドレープとレースを逆釣りする
お気に入りのドレープカーテンのデザインがイマイチ見つからない。という場合、ドレープを無地などシンプルなものにしてレースにお気に入りの柄入りを選んでみてください。そしてレースをお部屋側に釣るのです。
通常カーテンは、レースを窓側に、ドレープを部屋側に釣ります。それを逆にしてレース柄を映えさせる釣り方です。
遮熱カーテンも無地柄のカラーバリエーションは豊富です。お好みの色と、素敵な柄のレースを組み合わせてみましょう。
②レースカーテンを遮熱にする
遮熱カーテンのドレープ生地の特徴は、もれなく遮光効果もついてくること。つまり生地が分厚くて重たいのです。夏場はさらりとした爽やかなカーテンをかけたいという方にはちょっとつらい。
または日中は明るく光を取り入れたいからドレープは閉め切りたくないという方もいると思います。
そんな場合は、レースを遮熱にしてみましょう。ドレープほどの効果はありませんがそれでも普通のカーテンに比べたらずいぶん違います。
レースは遮熱効果の高いものを。そしてドレープはお気に入りの生地で。というのも素敵ですね。
この遮熱カーテンは外からの熱を遮るだけでなく、中の冷気も逃しません。つまり室内の温度を一定に保つ効果があります。
そのため部屋が暑くなりにくく、エアコン効率もアップするのです。
サンシェードも素敵な遮熱対策
カーテンに並んでオススメなのがサンシェード。
これは部屋の中ではなくて外にかけて熱を遮断してくれます。かわいいデザインのものもたくさんあるので、外からわが家の見栄えも素敵になります。さらに目隠しにも。
あんまり暑い日はむつかしいですが、サンシェードをしていれば窓を開けて外の空気を取り入れながら涼しく過ごすなんてこともできます。
こちらはカーテンの日焼けも防いでくれるので、本当に日当たりがよいお家などには特におすすめです。
まとめ
暑い夏を家の中で快適に過ごすためにできること。その中でも心地よい温度管理をすることはとても大切です。家にいる時間がながければそれだけエアコンを使う時間も長くなるかもしれません。
省エネで、快適に過ごせたら何よりも嬉しいですよね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
